アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
18、雪見の思い 梓馬side
-
夕食のあと、僕は部屋に戻った。そして雪見のことを考えていた。
「梓馬様、私です」
「入っていいよ」
「失礼致します」
雪見が来たみたい。いつものやってもらおう…。
「今日もお願い…シて」
「かしこまりました。本日は私が脱がせて差し上げます」
「う、うん…」
雪見の表情…少し怖い。
怒ってる…よね……。
「……梓馬様は、この綺麗な体を、クラスメイトの方に抱かせていたのですよね」
「…う、うん……」
「…執事の私の仕事だと思い、お体を愛撫していました。ですが、私でなくとも良かったのですね」
「………ご、ごめ、ん…」
こわい、こわい、雪見……。
許して…。お前に嫌われたら…僕…無理…。
「……私は、貴方にお仕えしたいのです。どんなことも、私がして差し上げたいのです。…このお体を愛することも、お守りすることも…」
「…ゆ、雪見…」
「…ですが私は執事。ご主人様が望まれるなら、たとえ私以外にも抱かせている方がいたとしても、私は貴方の意思を尊重いたします」
「……雪見、そ、それは…つまり…」
「ご自由になさいませ。クラスメイトの方にも抱かせていると聞いた時は少々怒りが込み上げました。ですが、私がどうにかできることではありません」
雪見…ごめんね…。
事実を知っても、それでも僕の意思を尊重して
自由にしていいって言ってくれるなんて……。
「雪見…っ、ありがとう…ぐすっ…」
「…なぜ、涙を」
「ぐすっ、雪見に嫌われたと思って…怖かったんだ…」
「…そんなこと、ある訳ないでしょう…。ではここを愛して差し上げますね…っ」
「んんぅっ!んんあっ、んあっ…ぁぁぁ…んんっ!あっ、そ、そこ…あっあっ…んんんんん!」
「ここですか?…っ!胸も色づいてますし…ここも…こんなに大きくなってますし…いやらしいですね…」
「っ!!っっあっ、んん、もっと、いじ、めて…っ!雪見…僕の…僕だけの…んんっ!」
「ふふ、こんなに乱れるのですね。こんな姿を、クラスメイトの方々に見せていると考えると…腹が立ちますね…んんっ!!」
「っ、あぁあっ!!んんあっ、ひ、ひどい…」
「酷いのは貴方ですよ…全く…。おや、もうこんなになって…イきますか?」
「うんっ、イかせて…っ!!」
「いいですよ、イってください。ほーらっ!!」
「ああっあっあっ、んんあっ、あっあっあっ、んんだ、め、も、もう、イクっ、イクっー!!」
体が熱い……雪見の手が気持ちよくて…気持ちよくて仕方ない……雪見、大好き…好き…好き…!
「……雪見…気持ち…良かった……」
「それは何より。湯浴みの準備をしてきますね」
「うんっ…ありがとう」
お風呂の準備に行っちゃった。
本当に気持ちよかった…。
雪見…好きだよ。
「梓馬、俺だけど、いいかな?」
「あっ、いいよ」
和人兄さんが来た。
話があるって言ってたんだよね。
何だろう…。
「雪見くんとは上手くやれてるか?」
「うん、まあまあね」
「そうか。…学校のことは言ったのか?」
「うん、言ったよ」
「反応はどうだった?」
「…怒られた」
「怒られた?なぜ?」
「執事の自分の仕事だと思ってたけど、僕がクラスメイトにも抱かせてるって知って…腹が立ったって…」
「…そうだったんだな。雪見くんは梓馬のことを心から信頼し、慕っているようだね。安心したよ」
雪見と僕のことを心配してくれてたみたい。
兄さん、嬉しい…。
「…兄さん、僕、雪見のことが好きになった」
「雪見くんの事が?」
「うん…」
「そうかそうか。いいんじゃないか?俺は応援するよ」
「ありがとう…兄さん」
「気にしなくていい。…話はそれだけだから、部屋に戻るよ」
「うんっ、ありがとう、兄さん」
「おうっ、時間があったらまた来るな」
「うん、待ってるよ」
これからも雪見と一緒に頑張っていきたいな。
そしていづれは、雪見と…。
なんて恥ずかしい…な。
「梓馬様、湯浴みの準備が出来ました」
「分かった、行くね」
僕はお風呂を済ませ、眠りについた。
今日はよく眠れそう…。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
20 / 24