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初夜
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「ごちそうさまでした。」
結局、大知はものすごいスピードで夜ご飯を平げ竜くんの部屋に行ってしまった。
心も勉強すると言って先に部屋に戻ったので、今は悠と僕の2人きりだ。
「はるちゃん、今日は俺の部屋で一緒にお風呂入ろっか。」
いつも色んな友達に囲まれている悠を独り占めしていることは嬉しいのにこの後の不安でドキドキがうるさい。
「お風呂は1人で「ダメ。一緒に入るでしょ?」
言いかけた途端遮られた。一緒にお風呂に入るのは決定事項みたいだ。
「わかった…。じゃ、あのふわふわのタオル使ってもいい?」
「それぐらい、いつでも使っていいよ。笑」
「やった!じゃ毎日悠と入る!」
「あっ、それはダメだ!大知と心に怒られちゃう!」
「今日は特別だね。早く行こう。」
「うん!」
ふわふわのタオルで頭がいっぱいのはるひはこれからのことをすっかり忘れていた。
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