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俺のキヨ(君)が1番!!(top4fj)
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TOP4+フジのわちゃわちゃです。(ガッチ視点)
レト→キヨ 牛沢→キヨ フジ→キヨ
ガッチさんはそれを見守る保護者的立ち位置。
3人とキヨはヤることヤってます。
今回はRなしです。
─────────────────
レ「…ねぇねぇガッチさん」
ガ「ん?」
俺がスマホを見ていると、側にいたレトさんがちょっと怒った様子で俺に話しかけてきた。
レ「今何時ですか!!」
ガ「午後6時半だね」
レ「そうですね、おれ達にしては珍しくちゃんとした時間ですね!!」
牛「そうですねぇ…」
うっしーが呆れたように少し笑う。
レ「じゃあ次はフジ君!!」
フ「…はいwwなんでしょうか」
レ「集まろって言ったのは何時ですか!!」
フ「午後4時半です…ww」
レトさんがぷりぷりしてる理由はみんな分かっている。
レ「そうですね、なのにあの馬鹿は何してるの!?2時間半遅刻だよ!?」
レトさん家で5人で実況撮る予定で俺達は集まった。
俺、家主であるレトさん、うっしー、そしてフジ。
まぁ皆さんお察しのとおり、キヨが2時間遅刻しているわけだ。
牛「あいつ忘れてる説あるぞwwガッチさん電話してみてよ」
ガ「分かった」
俺はキヨに電話をかける。
長いコールの後に、キヨは眠たそうな声で電話にでた。
『…はい。なに、ガッチさん』
ガ「はい…じゃないよwキヨ実況とる約束覚えてる?」
『…あ、めっちゃ過ぎてんじゃん。』
「寝てた感じ?今6時だよw」
『昼夜逆転人間なめんなよ、俺昼の11時に寝たんだよw今から向かうから先にご飯とか酒とか飲んでて。』
ガ「早く来いよ」
俺が電話を切ると、レトさんが俺にお酒の缶を渡してきた。
レ「キヨ君なんて?」
ガ「寝てたんだと」
レ「なんやあいつww」
フ「まぁキヨっぽいんじゃない?」
初めからお酒を飲んでいたフジとうっしーは、もうかなり酔っている。
今日は珍しくレトさんも飲んでるみたいだ。
俺は今日これから用事があってお酒は飲めない。
キヨが遅刻してなかったら動画撮れてたかもしれないけど…今日はキツそうだな…
牛「…ガッチさん聞いてる?」
ガ「あ、ごめん。なに?」
牛「だからキヨは可愛いよな、って話」
…ん?
話の内容が読めないんだけどww
助けを求めようとフジを見ると、フジは凄い勢いで話だした。
フ「前俺達で北海道に行く時、キヨが遅刻してきたんだよ。1本飛行機逃しちゃってさ。その時にキヨが泣きそうな顔で俺らに謝ってきて、、、、可愛かったから許しちゃったんだよね…」
レ「それは許しちゃうなぁ…」
牛「あいつ俺らが自分の泣き顔に弱いってわかってるから、そういうことするよなw」
ガ「そこは普通に怒りな?キヨ大好きなのw」
レ牛フ「「「大好きだよ」」」
ガ「あ、そう…」
…この3人は、多分キヨのことが好きだ
多分つける必要ないと思うけど。
ことある事に“俺のキヨが1番”論争をし始める。
…正直、全部一緒だと思う。
牛「いや前俺と飯食いに行った時に、キヨが『今回は俺に払わせてよ、かっこいいとこ見せたいじゃん』って言ってたんだよな、凄い可愛くない?」
フ「たしかに可愛いけど俺のキヨにはかなわないかな?」
レ「待って絶対おれのキヨ君が1番だよ」
牛「それはおかしいって。こっちのキヨの方が絶対可愛い」
だんだん話がヒートアップしてくる。
お酒飲みすぎじゃない?みんな
その時、顔を赤くしたうっしーが俺を指さした。
牛「そうだ、ガッチさんに判断してもらおうぜ。誰のキヨが1番可愛いか。」
ガ「えぇ?」
レ「それいい!!ガッチさん、おれのキヨ君だよね?」
レトさんに関しては何もエピソード知らないんだけど、俺。
フ「ね、どう思う?ガッチさん」
正直同じだと思う、と言いたい気持ちを抑え、俺は3人を見つめた。
ガ「俺思うんだけどさ」
レ「うんうん」
ガ「それって結局3人の主観じゃない?で、考えたんだけど。キヨが誰といる時が1番楽しいか、って話だと思うんだよ。」
牛「…あー、なるほどね?」
確かに、と3人は納得したように頷いた。
ガ「で、君たちが今日そのよく分かんない論争するんだろうな、またどうせ俺にふられるんだろうな、と予想して、俺はキヨに聞いておきました」
牛「ほぅ」
レ「キヨ君に直接聞いたってこと?」
ガ「そうそう。ぶっちゃけ誰といる時が楽しい?って。」
フ「キヨはなんて?」
目をきらきらさせながら俺を見つめる3人。
ガ「聞きたい?」
レ牛フ「「「うん」」」
ガ「キヨは『みんな良い奴だし、誰といても普通に楽しいよ、もちろんガッチさんでも。
あいつら3人は後先考えずにヤるから、ちょっと注意しないといけないけど』」
フ「気をつけよ」
フジがぼそっと呟き、レトさんとうっしーが苦笑いをする。
…キヨ可哀想だなぁw
ガ「…『でも結局は1人でのぞみーるの写真集見てる時が1番かな』、って。」
…まぁ顔は赤かったし、普通に照れ隠しだと思うんだけどさ。
うっしーが悪い顔でにやっと笑った。
牛「ぶち犯s…おっと失礼。」
フジもレトさんも同じような顔をしている。
フ「ちょっとこれは許せないかなー?」
…こうなるだろうな。
ガ「そろそろキヨが来る時間だし、俺も次の用事があるからお暇しようかな」
レ「おっけー、実況撮るのは明日にしようか」
ガ「やりすぎないようにね」
俺は3人に別れを告げて、玄関に向かう。
俺が靴を履いていると、目の前のドアがガチャっと開いた。
キ「うぃーっす。あれ、ガッチさん帰っちゃうの?」
寝癖がぴょこぴょこしてるキヨがひょいと顔を出した。
ガ「キヨの遅刻のせいでねw4人で遊んで来なよ、俺2時間ぐらいしたらまた来るから。」
キ「悪ぃってw」
俺は靴をぬぐキヨに囁いた。
ガ「がんばれよ」
キ「え、なになになに」
ガ「気にしないでいいからー」
俺はそのままドアをあけ、外に出る。
すごい夕焼けが綺麗だった。
キヨあいつ明日は声カッスカスだろうな。
閉めたドアのむこう側からうっしーの声が聞こえる。
牛「お、キヨ来たな!お前覚悟しとけよ」
キ「は?そんな怒ってるの!?ごめんって!…レトさん変なとこ触んな、フジも!!ひっ、やめ…ガッチさん助けてえええええぇえええ」
──────────────
次の日のキヨのツイートを見て、俺は笑ってしまった。
『昨日は馬鹿3人にゲームさせられました。もちろん喧嘩になりました。声がでません。俺はあの時俺を裏切って帰ったガッチマンを許さない。』
──end──
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