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烏の誘い4
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────キヨ視点────
よくできました、と荒く頭が撫でられたかと思えば、ビリビリっとした電流のようなものが全身を駆け巡った。
痺れに頭が追いつかずに咥えていたモノを離してしまうと、無理矢理また突っ込まれる。
「ふ、うぅう゛ッ……………っン゛、んんっ」
「やっば、キツ…………お前長い間ヤってなかったろ、前より全然キツくなってる…1番初めに挿れた時みてぇ」
「ほーらキヨちゃんお口もさぼらないでー舌使えよ」
「ごめ、なさ………っん、……ヘ、ァ……ふぅうう゛………ぅあ゛ぁ゛ッ!!」
「もうイったのかよ…ははっ、ナカめっちゃびくびくしてんぞ」
長い間感じてなかった先輩のモノが奥をバツバツと突いてゆく。
その質量は重く、身体が悲鳴をあげ、ビクビクと快楽に震える。
周りで見ていた男達も面白がって俺の手や胸に性器を押し付け、擦りはじめた。
嫌だやめて、と言っても先輩達は耳を貸さず、下卑た嗤い声と自分の嬌声だけが耳をぐるぐるとまわる。
口の中でひくついていたそれが大きくうねり、喉にそのまま欲が吐き出され、思わず咳き込んだ。
「っかはッ…は、ぁ…うぅ゛…」
「おい次はこっち咥えろよー」
「ンぶッ…………んぅ゛ッ、ふ、」
「キヨ、手も動かせって」
「なぁちゃんと動画撮ってる?」
「撮ってる撮ってるー後で俺たちのおかずになるやつなw」
慌てて首を捻って周りを見れば、ベッドの脇にひとつ、そして俺の口に挿れている奴があとひとつ持っていた。
カッと身体が燃えるように熱くなって、涙がひとつこぼれた。
「っは…お前急に締め付けんのやめろって…!」
「何それ、撮られてんのに興奮してんのw 可愛いことすんなよ、虐めたくなるだろ」
「ほんときっつ…俺も限界なんだけど、清川だすぞ!!!」
「ひ、ゃぁ、ぁ゛あ゛………ゃらぁ、い゛たぃ゛…ッ、ぅう゛、んん゛ン゛!」
先輩が挿れたまま膝を持ち上げ、俺の弱い所を容赦なくぐりぐりと突いてくる。
引き攣る足が押さえつけられ、低い唸り声がしたかと思うと、奥にどろりとした熱を感じた。
チカチカと視界がぼやけ、そのまま吐精したことにも気づかずに前に倒れ込む。
先輩は満足そうに俺の腰を抱き、仰向けにさせた。
出されたばかりの先輩の精液が後穴からどろりと垂れ、それをカメラに見せつけるようにさらに穴が広げられる。
「うっわ垂れてきてる…キヨくんすごいビッチみたいだね、大勢に囲まれて、こんなやらしい姿撮られて」
「清川撮られてんぞー…あれ、反応ねぇの」
「久しぶりのセックスで気持ちよすぎてトんでるんじゃね?」
「チッめんどくせぇ…トぶと緩くなるんだよなぁ…」
「てかお前そこ変われよ、次俺がキヨちゃん犯す番だからー」
次、つぎがあるの…?
ふらふらと視界が揺れる中顔をあげると、男のうちの1人と目が合った。
「キーヨちゃん、俺のも受け止めてくれるっしょ?」
「ゃ、やだ……いまイったばっか、で…ぇ゛え!!…………ゃら、やらぁ…れと、しゃ…」
まだ甘イキが止まらない敏感なナカに、そいつはイキリたったモノを押し込んだ。
律動を速める度にゴリッと前立腺が刺激され、その快楽に抗うこともできずに喘ぐ。
「聞いたかwレトしゃんー、だって」
「へぇそんなに好きなら電話でもしてやるか?w」
「いいねそれ。キヨくん、顔認証するからちょっと顔あげてよ」
「ン゙んッ…ぶ、ぅゔ……………ァ、ぅあ゙ッ…」
「ちんこ咥えてんのに本人って認識されてんのすっげーww」
モノを咥えさせられているにも関わらずに顔を掴み、男達がスマホとメッセージアプリのロックを解除していく。
こんな姿レトさんに見られるなんて絶対嫌で、…たけどどこか助けに来てほしい、という気持ちがあって。
男たちの手から逃れるように、呼び出し音が鳴るスマホに手を伸ばす。
レトさん助けて
俺が壊れる前に迎えに来て
音は5回ほどなった後、ぶつりと途切れた。
「なん、で………………れとさ…、」
「っはははははwww残念だなぁ清川ー、お前の好きな‘’レトさん”、お前の声聞こえてねぇよw」
「可哀想にねぇ、俺らが代わりに可愛がってあげるから泣かないでよ」
「れとさ…ッ、なんで、なんでぇ………」
「ガチ泣きじゃんwかわいそー」
「でもしゃっくりする度に後ろキツくなってめっちゃきもちーよ」
「あははサイテーかよww」
先輩たちの嗤う声が頭の中を埋めつくしていき、ぎりぎり繋いでいた意識がどろりと溶けた。
──────────────────
「…………キヨくん?」
「へ?」
ぼーっと景色を眺めていると、後ろから心配そうな声がした。
振り向くとレトさんの呆れたような顔。
「なーにぼーっとしてんの、最近多いよなぁキヨくん。もう完璧におじいちゃんやん」
「うっせ」
なんやこれデジャヴー、とレトさんが笑う。
普段と何も変わらない、平和な1日。
実況撮ってテレビ見て、レトさんとご飯食べにいって、帰る途中。
前は送れなかったから、とレトさんに家に送ってもらっている。
「…あ、そうだ。キヨくんさぁ」
「んー…?」
「前の電話大丈夫だったん?あれ俺作業中でなんも気づかんくて。急用だった?」
どきりと心臓がなって、足が止まりそうになる。
「……あーなんでもねぇよ。動画撮ってただけだし」
上手く誤魔化せてるだろうか、レトさんが一瞬俺を訝しげに見つめる。
「その動画あげるん?」
「多分ボツ」
「ボツにするのかよー笑」
レトさんが可笑しそうにけらけら笑い、それに合わせるように笑う。
…多分、いつか俺はこの人の前で笑えなくなる、そんな気がした。
あっと言う間に俺の住んでいるマンションが見えてきて、レトさんがすこし寂しそうに口を尖らせた。
「着いちゃったよーキヨくん」
「うん」
「………ね、今週末とかにさ、どこか行かない?」
「今週末?んー…例えばどこ?」
「どこでもいいよ、キヨくんの好きなとこ行こう。美味しいもん食べて、ホテル泊まるの。プチ旅行?みたいな。」
目をきらきらとさせるレトさんを見ていられなくて、目を逸らしてしまう。
「あー多分今週末俺忙しかった気がする。」
「そっか…じゃあまた次の機会やな」
「次は行きたいからまた誘ってよ、レトさん」
「おー!」
ちゅ、と額に唇を寄せ、レトさんが帰っていく。
俺はその背中を見送って、ヴーヴー鳴っていたスマホを取り出し、かかってきた電話をとる。
『お、清川か?』
「もしもし、先輩?なんですか?」
『なぁ前言ったやつ覚えてるか、今週末空けとけよ。また可愛がってあげるからさ』
「…わかりました…っ♡」
ゾクゾクとナカが疼く。
快楽にいとも簡単に堕ちて、恋人も裏切ってまでそれをまた求めている…はは、最悪だ。
よろりとよろめいて、柱に寄りかかる。
そんな俺を馬鹿にするように、カラスがかァ、と鳴いた。
end
────────────────────
「烏の誘い」いかがだったでしょうかー?
さいこさん、「恋人がいるのにモブに襲われ快楽に堕ちるキヨ」これでどうでしょうか…?
できてるかな、不安…
いやとにかくえっちムズいですね。
それに最後がめっちゃ雑で申し訳ありませぬ
てか書いてゆくにつれ、モブに愛情が湧いてしまって(特に先輩)……すごいどうしようw
まあいいや、過去のことは忘れます(▭-▭)✧
そうだ、最俺さん11周年ですねおめでとうございますー
100周年迎えるまで引退とか許しませんので。
最俺11Anniversaryに加えて、皆さんにお祝いして欲しいことありまして。
わたくしゆきみかん、今日で半年、half Anniversary迎えるんですよーー!!!
時の流れはや。
なんと嬉しいことにもうすぐでアクセス10万超えそうですし。
ほんとに皆さんには感謝しかございません
うぉおお嬉しいーーーー!!!
これからも頑張りますのでよろしくお願致します
はーい次作なんですけど、
リクエスト貰ってるんですけど…いつもぱっと浮かぶストーリーが何も今出てこなくって。
先に一作品書いてからでもよろしいでしょうか…リクエストくれた方、ごめんなさいー
ストーリー考え次第書きます!!!
次作は(も)すっごい内容が重いです。
えっちはないけど多分過剰愛表現とか、死ネタとか…
苦手な方はごめんなさい…
私の小説読んでる方にこの注意必要なのかな?w
お楽しみにー!
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