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活動記録No.3三宮輝-5-
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「よいしょっと。ちょぉ狭いけど我慢してや。」
結局、僕をずっとお姫様抱っこしたまま上総さんは寮に戻って、器用に部屋の中まで運んでくれた。
そこは、1ヶ月だけだけど僕が住んでた部屋より大きくて、全然狭くなんてなかった。
「今日は安静にしてろ言われたからな……
今5時やろ…………やることないねん。
あ、そうや先風呂入るか。」
一人言のようにぶつぶつとなにかを呟き出したと思ったら、急にどこかに行った上総さん。そのあとまたすぐに戻ってきたけど。
「輝、風呂一人で入れるか?」
「お風呂?」
お風呂……汗はとくにかいてないし……
あ、でも…………ふと自分の体を見る。
自分のかあの人たちのか分からない精液が乾いてカピカピになっている。
入りたいかもしれない……
「そ、お風呂。あーオレも一緒の方がエエかな…」
「え、なんで……?」
「自分で中のモンだせる?それなら別に1人で入れるなら構へんけど………ほっとくと腹痛なるから気をつけた方がエエで。」
洋服は……とか色々忙しそうに動いてる上総さん。そうだ、中にも出されたんだった………だけど、今さら。大丈夫、多分1人で入れる。
「あの、多分……1人で入れます………」
「そう、ならそこでて右。なんかあったら呼ぶんやで。パンツと服はとりあえずオレのあとで持ってくから。」
「あ、はい………」
言われたままに扉を開けると、お風呂があった。僕の部屋にもお風呂はあるけど、大きさが違う。
部屋の大きさもそうだし、お風呂もそう、全体的な大きさが上総さんの部屋と全然違う。
多分僕の部屋が普通なんだ。
上総さんの部屋が広すぎるんだ………。
着てた服を脱いで、シャワーを浴びる。
鏡に映る僕の身体は色んなところに赤黒い痣がある。
なんて汚くて浅ましい身体なんだろう。
1週間でこんなになるなんて思わなかった…
って、こんなこしとしてる場合じゃない。
自分の後ろの孔に中指を入れる。
……何も思わずにこんなことができるようになるんなんて、入学を楽しみにしてた1ヶ月前の自分に教えてあげたいよ。
「んっ…ぁぁ、……んぁっ………んん………」
苦しい……なきたい………キモチワルイ………
「んっ…うえっ………やば、吐きそう……」
胃の中から込み上げてくる何かに、慌てて口をおさえる。もう、本当にやだ……
「輝、開けるで?って、えぇ!おい、大丈夫か?」
急に上総さんの声がしたと思ったら、それと同時にお風呂のドアが開く。
上総さんは僕がうずくまってたことに驚いたみたいで、シャワーのお湯が出しっぱで濡れるにも関わらないで、近づいてきた。
「中のモン、全部だした?」
「多分………」
「ちょ、我慢してや。」
「…んっん…あぁ……あっ…………ぅあっ…」
いきなり、突っ込まれた指に、一瞬だけ力む。だけど、何回か使われたそこは、簡単にその指を呑み込んだ。
だけど、その指はすぐに抜かれる。
「ん。大丈夫やな。荒業ですまんな。
お前、飯食える?無理そうならもう寝た方がエエで。」
シャワーを止めて僕にバスタオルを被せると、上からワシャワシャされる。
ご飯……正直吐き気しかしない。だけど、食べないのも嫌だ…。
「何も言わんならオレが決めるで。
とりあえずもう寝や。んで次起きた時間に飯食えるようなら食えばいい。
ん、そうしよ。」
「え……」
「ってことで、下着は適当だけど入るやろ。服はスウェットでエエよな。今、ここで着てや。」
「え、あの……見てるんですか?」
「今さら恥ずかしがったところで仕方ないやん。急げや。」
うん、まぁ確かに今さらなんだけど、でも僕にだって羞恥心ぐらいある。
だけど、上総さんは動く気配がないから、仕方なく、着替えると、上総さんはニコニコしながら僕の腕を掴んだ。
「ベッドはこっち。あくまでも、安静に寝てるんやで。
起きたら一番最初の部屋に来るか、無理やったらオレを呼ぶこと。分かった?」
「はい………」
「ん、エエ子。じゃあな、おやすみ。」
ベッドに入って、上から毛布をかけられる。
上総さんは僕の頭を撫でると、その部屋をでていった。
最初の怖い印象は、気づかないうちに無くなっていた。
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