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ゼーハー言いながら睨みあう。ほんとこの人、いい加減にしろよな。
「っ………あー、も、しんど」
くらくらする。やべ、すぐ出そう。
「酷い……………優しくない……」
ぐずぐず泣いてる。可愛いな。いじめたい。
「……………誰も優しくするとか言ってないんすけど」
「うう……言われてなかった………」
「……………可哀想だからいじめてあげるよ」
「うう………矛盾がすごい……」
怖いことしないでと抱きついてくる。可愛いかよ。畜生。
「………………權さん」
「うう……なに……」
「俺とすんの気持ちいい?」
「……っ」
恥ずかしがってる。可愛いんだけど締まるんだよな。はー、きっつ。煽ってんなよマジで。
「返事は?」
「………っ………………………………やだったらしてない」
「ちゃんと」
「……………やだ……わかんだろ、そんなの……」
「ちゃんと言って」
「やだ」
「じゃあしない」
わざと気持ちいいところに強く押しあてながら、一気に引き抜く。先っぽだけ残して、締まるのを味わう。
「…………っ! や、…………あ………っ」
しがみつく手に力がこもって、苦しそうに權さんは呻く。
「ん"んっ……やだ、や……っ」
「………挿れてほしい?」
「っ……挿、れて、……お願い、っ」
「じゃあちゃんと言って?」
「ん、んっ……気持ちいい、からっ早く……あ"あぁっ!」
はー。駄目だ。
もっといじめたいけど、俺が限界だ。
「気持ちいい?」
「んぁあ、あ…っ、気持ちいいぃ……っ!」
「………っ」
抱っこして、下から突き上げる。悲鳴をあげてよがる。可愛い。……愛しい。俺なら絶対離さないのに。絶対に、悲しませないのに。
「…………權さん」
「っ…………ん、なに……」
とろけて、潤んだ瞳がこちらを見る。
キスをして。
自分で言葉を殺した。
俺のこと好きって言ってよ。好きになってよ。こっちはもう苦しくて仕方ないんだよ。頭がおかしくなりそうだ。
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