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仲直り1
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(青葉side)
「………………何、してるんですか」
部屋からマンションの廊下に繋がる扉を開けてみると、ボロボロになって震えているシロがいた。
「っ…あ…おば……」
ただ外に出るだけで、どうしてこんなに汚れるんだろう。
それに……気付いていないみたいだけど少し精液ついてるし。
「……わっ」
シロは俺を見るといきなり泣き出して、弱々しく抱きしめてきた。
「だ、大丈夫…ですか?」
「ごめん…ごめんなさい、もうあんな事言わないから……出ていけなんて言わないで……」
外で何かされたのか、謝っている時のシロはかなり震えていて、とてもまともとはいえなかった。
「とりあえず中に入ってください。」
ーーー
落ち着けるようにホットミルクを作ってあげて、ソファに楽になるように座らせてあげた。
「それで、外で何があったんですか?」
俺もその隣に座ると、シロは嗚咽混じりで話してくれた。
「その……、知らない男に…っ…襲われて………」
「…、そっか、分かった。」
それ以上詳しく聞くことは出来なかった。
それに……この様子からしておおよそ予想はしていたし。
「青葉……ごめんなさい。ごめんなさい、ごめんなさい……」
「俺も言い過ぎました、もう出てけなんて言いません、だから………」
何があっても、1人でこの部屋から出ないでほしい。
「………今日はお風呂に入ってゆっくりしましょうか、夕飯、食べれそうにないですし」
「うん………ごめんなさい……」
シロをお風呂に入れて、俺は浴室から少し離れた場所で、電話をした。
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