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外2
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コンタクトを持ってきてもらって、準備完了……、やっと外に出れる……!
「………あれ、シロ眼鏡かけないんですか?」
「うん、眼鏡入れにいれて持っておく。」
ーーー
「外……行きたく、ない」
「正直俺も外に出したくはないんですけど……」
そろそろシロが寝た後に1人でするのはしんどい。
「………っ……」
「手、繋いでていいですよ」
大分この前のことがトラウマになったみたいで、シロはなかなか外に出ようとはしなかった。
「大丈夫ですって、ここを出てもまだマンションの廊下ですし………いきなり外には出ないから大丈夫です。」
そう言って宥めると、少しだけ安心したのか………
「……………ん………でも……手、絶対離さないで…………」
そう言って、俺の手を取った。
ーーー
「………っ……!」
やっとマンションの廊下に出ると、やっぱり怖いのかシロは部屋に戻ろうと振り替えった。
「ま、待って下さい「……無理だよ………」」
…………
「僕なんか、何も出来ない、生きてる意味ない………外になんて出れない……」
あぁ、もう………
「馬鹿なんじゃないですか……?!そんな訳ないじゃん、俺、お前が先に死んだら絶対許さないから」
つい本音が出てしまった。
「………でも……」
俺、シロを外に出したくないのに……その為に強姦までさせたのに。
なんでこんなこと言っちゃうかな…………
「今の時間は人も少ないしあまり明るくもないので大丈夫です、行きましょう……?」
俺って………馬鹿なのかな。
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