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「お前、何か失礼なこと考えてるだろ」
「…いや、」
「分かりやすく目を逸らすなこら」
「でも伶はこう見えて、好きな人にはとことん甘くなるタイプだもんね?」
いたずらっ子みたいな笑みを浮かべてそう言う歩夢の頭を小突く伶。
「…意外だな」
「おい、簡単に信じんな!…まぁ、Ωって一概に言っても、色んな奴がいるからな。
それに、颯月も典型的なΩって感じではないだろ。」
「僕たちΩの発情期の開始時期は、ホルモンが関係しているって言われてるんだ。中性的なほど発情期は早い。だから余計にそういうイメージがあるんだろうね。因みに、僕はもう発情期が来てるし、伶はまだ、って言ったら分かりやすい?」
「…すごく。」
これほどまでに説得力がある人材は居ないんじゃないかと思う。
「…でも、何で俺はもうすぐ発情期が来るって分かるの?」
…自分で言うのもあれだが、中性的でも無ければ可愛くもないと思うけど。
「最近体が怠かったり、貧血を起こしやすかったりしない?」
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