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シの色1
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「おきてーや」
コンコン コンコン
棺が故意に叩かれる。
「終わったで。おきてーや」
コンコン コンコン
叩かれる。
「…んんー?」
ギギッ
と音がして、棺があくと中からシが目をこすりがなら起きる。
「終わったぁ〜??」
ふぁあと欠伸をしたシをじっと銀髪の男は見つめていた。
「なあ、なあ」
シは、目をしばだたせて辺りを見回した。
「うわぁ…悪趣味」
辺り一面、死体の山となっていた。
それを象徴するかのように、
魔術師の死体が教会の十字架に逆さまに刺さっている。
シは、何となく予想は出来ていたが、
やはり実際目にすると思わず口をついて出てしまう。
辺りは、かぎなれないほど多くの鉄臭さで満ちている。
「なあ、なあ…無視せんとって」
銀髪の男が、シの腕を掴む。
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