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煩いんだけど…
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-玲翔side-
あ、そう言えば龍もSクラスって言ってたな。
なんか龍と一緒だとうるさそーだね!あいつほんとお馬鹿だからなぁ。
考え事をしているうちに教室に着いたようだ。
ガラガラ〜… ←ドアを開ける音
ドアを開けた途端、ガヤガヤしていた教室が急に静かになって
キャーーーー♡ と、女子みたいな甲高い、煩い声が俺の耳に突き刺さった。
あああぁぁーーーお、俺の耳が潰れる!頭がかち割れそう!
「う、直哉! コレは何事?!」
「うーん…女子特有の叫び声?歓声?初めての玲翔にはキツいかもね(笑)」
キツいかもね(笑)じゃねーよ!
キツいんだよ!
俺はこういう叫ぶ系女子は嫌いだ!ただただ煩いだけじゃん?
ほんとこの世から消えて欲しいよ…
いや、そもそも此処に女子は居ないんだった。…ということは叫びに叫んでたのは男子?! うそ…だろ?!
男っていう自覚があるのだろうか…?
よくもこんな女子みたいな甲高い声出せるなー…逆に感心するんだけどww
煩い声の中を俺達は堂々と突き進み、
俺は窓際の一番後ろ、直哉はその隣の席に着いた。
すると、
「おはよう!! 玲!昨日ぶりだな!」
「なんだー前の席って龍かよ。おはよう…」
「おい、なんだって何だよ!」
ムスッとした態度で龍は言った…
「はぁ…ごめんてー」
はぁ…ずっと黙ってはいたが、隣りにいる直哉の視線がうるさい。鬱陶しい…何か言いたい事があるなら言えよ!
「直哉?さっきからどした?お前の視線うるさいんだけど。」
「ふへへへ、お前さん達ラブラブじゃのぉ!付き合っておるのかい?」
「はぁ?何言ってるか分からないんだけど…ちゃんと日本語喋れ!コイツはただの幼馴染だよ!あと、俺は女子が好きだ!
むさ苦しい野郎を好きになるわけねぇだろ!?」
「え〜好きになるわけねぇの?なっちゃえよ〜
えっと…そこの龍?君のことをさ!」
「玲、コイツ誰だよ。殺していい?」
「ヤダー、俺死ぬの!?」
「コイツは竹園 直哉…俺の同室者だよ。直哉は毎回飯作ってくれるんだよ、死なれると俺が餓死するから殺さないで、仲良くしでやってくれ…」
「玲がいいなら殺さないよ…竹園!俺は鰆屋 龍馬だ!!くれぐれも玲に危害を加えるんじゃないぞ?」
「危害なんて加えないよ!人に迷惑掛けたくない主義なんで心配ご無用でっせ、鰆兄さん?
(まぁ妄想の材料にはするけど…)」
「は?鰆兄さんって…俺か!?変なあだ名付けるなよw」
「2人が仲良くなったみたいでよかったよ。」
「は!?玲、どこ見てそんなこと言える訳!?仲良くなって無いよ!?」
「え、俺とさわちゃん仲良くなった!?イェェェェイ!!」
「うんうん、よかった。」
仲良くなったみたいでよかった、本当にww
「ちょ、玲!コイツなんかと仲良くなってないだろ!?」
「ねぇねぇーさわちゃん! L○NE教えてよ!」
うん、仲良くなったねw
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