アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
我ら親衛隊!(1)
-
-玲翔side-
美味い、美味い!
「うめぇ…このパンの原材料いい所のやつ使ってるな?」
「だよなー、美味すぎるもん…」
↑↑龍馬 復活w
「うんうん…」
本当に美味い!お坊ちゃま高校なだけはあるよなぁ。
購買でこのクオリティって…凄いなぁ…
前から気になってたんだけど食堂はどんな感じなんだろ?食堂にも1回は行ってみたいなー…
「「すいません!お時間よろしいでしょうか!」」
と言ったのは、急にひょこッと現れた全く同じ顔の2人組だった。
双子かな??誰に用があるんだろう…
「えっと、まず誰に話があるの?」
とパンを食べながら水野は双子に言った。
「「あ、神山様です!」」
「ふぇ?俺?」
まさか俺が呼ばれるとは思っていなかったから、とてもマヌケな声が出てしまった…恥ずかしい恥ずかしい…
「はい!」
「その通りです!」
「「で、早速ですが…その話というのはですね…」」
「実は!」
「神山様の親衛隊が!」
「「出来たんです!」」
ん?待て待て…いきなり交互に喋り始めたと思ったら、
俺の何が出来たって?シンエータイ?
「え、親衛隊!?良かったねぇ玲翔…」
「直哉、シンエータイって何?」
「あれ?知らなかったのー?」
「…だったら何だよ」
「コホン、大雑把に言うとですねーファンクラブみたいな感じの集まりだよ!」
本当に大雑把だな…
いや、それより…ファンクラブ?この俺に?いやいやいや有り得ないのだが…
「えー嘘ですよね?俺みたいなのにファンクラブなんて出来ませんって!」
「「神山様…それ本気で言ってます?」」
「本気と書いてマジだよ!」
「「マジですかー鈍感ですかー」」
「双子ちゃん…玲翔に敏感を求めない方がいいよ…」
「「ですね…」」
神山以外の全員が ウンウン と頷いた。
「はぁ?人の気持ちには敏感だと思うんだけどな…」
「「まぁそれは置いといて、俺達は」」
「明野 夏 と、」
「明野 秋 です!」
「よろしくお願いします!」
「親衛隊として頑張ります!」
あぁ…やっぱりこの双子のテンポには着いて行ける気がしないな。息ピッタリだし…凄いね。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
17 / 49