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処置 (樹 side)
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「凌、調子はどうだ?」
「……」
「バイタルは安定してるな」
「……」
センターカンファの翌日から、
センター長に代わって、俺が処置を担当する事になった。
毎朝声を掛けるけれど、
凌からの返事は全くない。
凌の気持ちを考えると、
今すぐにでもこのベッドから解放してやりたいが
もうあと数週間で出産を迎える事を考えると
行動に移すことができず、
今日もまた俺の手で凌を苦しめる。
毎日毎日行われる乳頭へのホルモン投与で、
乳頭は真っ赤に腫れ上がり、
触れただけでも激痛なはずだ。
それでも、俺は乳頭に注射針を突き刺さなくてはいけない。
「凌。いくぞ」
凌が一瞬身構えるのを確認すると、
乳頭へ針を突き刺す。
「いーーーーーっ!!」
間髪入れずにもう片方にも針を突き刺しホルモンを注入する。
あまりの激痛に凌が意識を飛ばしている間に
拡張と子宮口への刺激も開始する。
こうすることで、少しでも凌の精神を守ってやるのが、俺の精一杯だった。
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