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同棲 日常
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番プロジェクトのプログラムに従えば、第一段階のまずは交際。
そこでお互いの信頼関係を結んだ上で第二段階の同棲となりますが悠長なことはしていられません。
僕が目を離した隙に、親族が一樹さんに危害⋯までは行かなくても、取りいろうとするのは目に見えていますからね。
意識されていないことを逆手に取り、明日から同棲の約束も取り付けました。
場所の選定も抜かりありませんよ。
一樹さんが必ず喜んでくれる場所、凛太郎君と同じマンションですっ
引っ越し当日に挨拶に行きましたが、凛太郎君のお父様、和平さんは疑い深い目でしか僕を見てくれません。
何を企んでいるのかと切り込んで睨まれるとボロが出そうです。
和平さんのことは一樹さんに任せて、僕は凛太郎の部屋に逃げました。
事情を知っている凛太郎君には、マンションに引っ越して来ることも話していましたからね。
同じフロアで同じ大学。
これからの作戦を練るのも苦労しなくて済みそうです。
凛太郎君からは、兎に角甘えろと言われるので、僕なりに頑張りましたよ。
それぞれ個室もありましたが、よっぽど課題が立込まない限りはそこに籠もらず、一樹さんの隣か一樹さんが見える場所をキープ。
ベッドはそれぞれの部屋に敢えてシングルを手配してましたが、初日から一緒に寝たいとお願いしました。
甘えるのって、本当に難しいです。
どこをどうやってと凛太郎君から具体的に言われれば出来るんですけど、それが無いと程度がわからないんですよ。
それに⋯発情期前の一樹さんの香りが、相性95%だけあって堪らないんですっ
初めての夢精は一樹さんのほんのり香ったフェロモンに反応したからでした。
いつも家のことは一樹さんがしてくださるんですが、こっそりパンツを手洗いして自分の部屋に干しましたよ。
もし知られたら恥ずかしい⋯恥ずかしいけど、僕の身体が大人に近付いていることを一樹さんにも知ってもらえるチャンスでもあるんじゃないかとか。
真剣に考えて、凛太郎君にまで相談して笑われました。
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