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「証明ってどうやって.......」
ぼくを睨み付けていた視線が下へと下がる。
「男同士ってここを使うんだってね?使ってないなら見せられるよね」
有無を言わせない物言い。
早くと言いたげな態度。
手の拘束は緩まっていて簡単に離れてしまった。
カチャリとベルトを外しチャックを下げる。
戸惑い躊躇していたら
「脱がないと証明できないよね、それとも見せられないの?」
上から切りつけるような冷ややかな声が降ってきた。
ゆっくりとズボンをずらす。
脱ぎづらそう見えたのか桐谷くんはベットから降りるとクッションを持ってきてぼくの目の前であぐらをかき始めた。
「証明」これが終わるまで彼はきっとこのままなのだろう。
意を決して下着を下ろすとみすぼらしい自身が姿を現した。
桐谷くんに見られている。それだけでぼくのそれはゆるゆると熱を持ち出した。
「ねぇ、なんで勃ってるの?さっきまで抱かれてた事思い出した?」
「ち、ちがっ.......」
違うのにそれはどんどん硬くなっていき、否定が否定にならなかった。
「ねぇ、見ててあげるからそれ何とかしなよ」
あぁ、逆らえない。
見られたい。
どんな姿でもいい。
ぼくだけを見て欲しい。
目をそらさないで、女の子の方を見ないで。
お願い、今だけはぼくを見て。
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