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目が覚めると、いつも寝ているベットの上にいた。
身にまとっているのも部屋着で昨日のことが無かったかのよう。
でも、微かにベットに残る匂いは桐谷くんのもので夢なんかではないことを物語っている。
体も綺麗になっていて、きっと桐谷くんがやってくれたのだろう。
隣のベットを見るともぬけの殻。
昨日ぼくは桐谷くんに痴態を晒してしまったんだ。
「はぁ、」と思いため息が出る。
でも、何でだろう?
突然男に抱かれたと勘違いされて、あんな所まで見られて。
何に怒っていたのかよく分からない。
それに、金曜日は女の子を呼ぶ日なのに女の子は部屋にいなかった.......。
もしかしたら、昨日のぼくは性欲処理の道具だったのだろうか。
男のぼくでは役に立たなかったのか。
.......女の子の代わり。
ぼくなんかじゃ女の子の代わりにもならなかったのかな。
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