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「似合うと思うんだ。仮装の参考にもしたいからつけてくれない?」
思いもよらない八幡の申し出にミキは勢い良く首を横に振ると、慌てて言った。
「ごめん、恥ずかしいから見逃して」
「頼むよ」
「可愛い衣装とか僕は、女顔というだけだから、絶対似合わないって」
「似合うよ」
しかし、彼らも女王とまで呼ばれるミキの猫耳はレアに思え、さらに、恥ずかしがってるところにもレア感が加わり、無意識のうちに推しが強くなって、結局、ミキは渋々、猫耳を八幡から受けとった。
気持ち悪くなっても、海堂くんいないし、いいもん。
もう、やけになって、勢いよく、猫耳をつけ、そのまま、ミキは恐る恐る八幡たちの方へ振り向いた。
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