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海堂が去った教室では。
「ありゃ、ダメだな、完全に暴走してる」
そう言いながら、近藤はぼーっとしてるミキの猫耳を外し、「お前も正気に戻れ」と頭を軽くはたいた。
「あ、ごめん」
ミキもテンションが掴めなくなり、この場の空気をどうにかしようと、口を動かす。
「いや、海堂って、猫飼ってるんだねーっ」
「三毛猫な」
近藤の返しにミキはさらに喋り続けた。
「へ、へーっ、僕も猫飼ってたことがあるから結構くわしいんだ、見てみたいなあ」
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