アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
腐りに磨き
-
すっかり熟睡してしまった。
もう8時か…
「8時!? やばっ遅刻だ!」
寝巻きのまま急いでリビングに行くと、いつも仕事で居ないはずのお父さんが
珍しくパジャマ姿で朝食を食べていた。
「お父さん仕事は?」
流石におかしいことに気がつく
「今日は休日だろ? 仕事は無いに決まってるだろ」
…あれ?カレンダーを見ると今日は代休だった。
「もう… びっくりした…」
今日が代休ってことをすっかり忘れてた。
だってこの土日、BLの事で頭いっぱいだったもんな…w
昨日の夜も結局何も食べてなかった、
やはり寝ると冷静になれる。
それから俺は朝食を食べ自室に戻る。
「あー… そうだった」
部屋に散乱するBL本
その状態から一度目を逸らし、スマホを見るとメールが2件。
親友の剛からのメール、
テンションの高い元カノからのメール、
…勿論、親友をとるw
「え、すごいな剛…」
そこには俺を心配する言葉があった。
「カラオケの途中からさ、ゆーの様子がおかしかった気がしたけど、気のせい?
俺の勘違いならいいんだけどな!
帰る時もテンション低かった気がしたからさ
何かあったなら言えよ!」
流石親友だな。
これってよくあるパターンだよな、
相手の事好きなのにアタックしても鈍感な相手だから気がつかないってい、う…
あれ、俺の思考がBLになってる…
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
8 / 76