アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
カフェのウエイター
-
俺のお腹の音で、早めの食事にすることにした。
「いらっしゃいませ。
席の準備をしますので、しばらくお待ちください」
カフェに入店すると何故か視線を感じる。
誰か俺を見ている…?
「どうしたの?」
「なんでもないよ」
気のせいかと思い、気にせずに伊吹さんとの会話で席が空くのを待つ。
席に案内される。
その時も視線を感じ探すとひとりのウエイターと目が合い、全く目を離す様子が無い。
「あの、俺の顔になんかついてますか?」
「えっ…あっ!いや!すみません」
必死に頭をぶんぶんと振っていた。
振りすぎてふらふらしてしまったのに、つい笑ってしまった。
ウエイターは顔をほんのり赤らめた。
「えっと…ご注文は」
「まず、メニューいただけますか?」
「はっ!す、すみません!ただいま持ってきます」
小走りで取りに行ったウエイターはすぐに帰ってきて「ごゆっくりお決めください!」
深々と礼をしたウエイターは机に頭をぶつけたが気にせずに戻っていった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
75 / 76