アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
10
-
甲斐くんの体は、筋肉が綺麗に付いていた。
背中のラインが特に綺麗で、タオルで拭き上げながら、その艶かしい艶に、興奮が治まらない。
そっと敏感な部分をタオルで拭ったところで、甲斐くんが慌てだした。
「ひゃっ!!」
「どうした?」
顔を見ると、唇がわなないている。
「あ、あ、あ、・・・!!ゆ、夢じゃない?」
いきなりムギュと頬を抓り出して、流石に驚いた。
「ブハッ!」
可愛すぎる反応に、思わず手を伸ばすと、甲斐くんは
「ホンモノ?!」
と叫んだあと、急にしゃがみこんだ。
------------※ ※ ※------------
あーあ、可愛すぎて食べちまいたい。
キスもしたことがないと恥ずかしがる甲斐くんは、世界中の誰よりも可愛かった。
真っ赤な顔を両手で覆って、そのくせ、指の隙間から俺を見上げるんだ。
あざとすぎる可愛さに、溶けそうだ。
脱衣所が水浸しだ。
急に恥ずかしがりだしだ甲斐くんが、パニックを起こしたからだ。
しゃがんだかと思えば、のけぞって浴室の扉に後頭部を強打した。
痛みにのたうちまわって、もう、もう!
豆柴の子どものような腕白な暴れっぷりにメロメロ。
「お、おれ、おれっ。」
「大丈夫、任せてくれればいいから。ほら、すー、はー、すー、はー。」
深呼吸を指示したら、きちんと繰り返す。
「すー、はー。すー、はー。き、きすもしたことないんですっ!」
「・・・ったく、煽るよねー。」
ああ、可愛い。
絶対、大切にする。
絶対、痛くなんかしない。
とろけるまで可愛がって、セックスの虜にしてやるよ。
たくさんデートして、
たくさん笑い合って、
たくさん一緒にいる。
約束する。
甲斐くんがいつも笑顔でいれるように、頑張る。
グイッと顔を覆った手を引いた。
「じゃあ、今日はキスから始めよう。童貞くん。」
キスで溶かしてあげる。
不安な気持ちも、なにもかも全て忘れさせてあげるから。
「甲斐くん、覚悟してね。外科医はシツコイんだ。」
愛情深いんだよ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
10 / 14