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Good morning-6※
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「っあ....、」
そっと腰を引き寄せられたかと思うと、一織の熱と一緒に同時に握られた。すぐにその意味を悟って、俺は一織に身を委ねた。
鼻先を刺激してくるのは、クラクラするあの甘い香り。いつものように、深く深く、吸い込む。脳髄まで届いて、一度に身体が熱くなった。
一体どちらのものなのかはわからないが、そこは既に濡れていた。一織は指先で先走りを掬って撫で込む。敏感なところを丁寧に撫でられて、小刻みに腰が揺れた。
「はぁ...兜合わせとか...無縁だと思ってたのになー」
「んっ...」
「でも今、お前と...してる」
独り言みたいに、ポツリと呟いた。
それを今言わないでほしい。
いたたまれず、一織の首に腕を回し、肩に顔を埋めた。
「はっ、なにそれ、かわいい」
「お前が余計なこと言うから...っ」
「なに、嬉しいの?」
「うる、せぇ...ちげーよ、」
「気持ちいいの?」
「うるせぇって、」
「幸せ?」
「もう黙れっ...」
「なあ。好きだよ、優」
めちゃくちゃだよ...お前。
でも、そんなめちゃくちゃなお前のことが、めちゃくちゃ好きだ。
返事する代わりに強くしがみつくと、一織は耳のそばで長く熱い息を吐いた。しがみつかれる感覚を、堪能しているみたいに。
「あーあ...ぐっちょぐちょじゃん」
「お互い、さま、だろ、」
「でも好きだよって言ったら、お前のが、いっぱい出てきた」
ほら、これ、とわざと音を立てるようにしてクチクチと俺の熱の先端を弄る。それは明らかに俺の熱の先から出てきた液体だった。耳を塞ぎたいくらい恥ずかしいはずのに、身体の火照りはどんどん増していく。
「もっと言ったら、もっと出てくると思う?」
「...知る、かっ...」
「じゃあ試してみるか」
「いっ...いや、だ、やだっ、」
「好きだよ、優。好き」
「いやだって...っ!」
「こっちの口は全然嫌そうじゃないんだけどなぁ」
一織の言う通り、先端からはとめどなくカウパー液が溢れてきているのが嫌ほどわかる。
「やっぱり...ほら、どんどん出てくる」
「ぁ、あっ...い、いお、り、一織、」
「ん。優、好きだよ」
おかしくなりそうだ。頭の中が気持ちいい。身体の奥も気持ちいい。触られて、好きだと囁かれているだけで、こんなにも乱れている自分が信じられない。
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