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第六章「過去の香り」《6》
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何事かと周りの客たちも思わずレイの方へ視線を向ける。そして、そこに広がる劣情を煽り立てる光景にうっとりと息を漏らし、下腹部を濡らした。
「あ〜あ、あんまり傷つけんなってジュリに言われてんのに……」
頭上でアオが呆れた声をあげているのを聞く余裕もなく、レイは身体が引き裂かれていく痛みに浅く胸を上下させる。
「やだッ、おねがい゛…、だずげ、でッ……!」
あまりの痛みに幼い口が許しを乞う。
もがき過ぎて手首に食い込んだネクタイが、肌を赤く染め上げている。中途半端に破かれた服は、ただの布切れとなってレイの身体を僅かに隠しているだけだった。
「い゛ッ…──!!」
一番太い亀頭の部分がようやくレイのナカへと沈み込む。その衝撃にレイの背中が反り返り、固い床を背中が擦った。
太いところが入ってしまえば、血と愛液の滑りを借りて簡単にソレの侵入を許してしまう。
「処女喪失おめでとう」
アオがニタリと笑って、レイを見下ろす。そんな声など聞こえないほど、レイは強烈な圧迫感に呼吸さえ忘れて喘いだ。
「ひッ…んア゛…ッ!!」
アオのソレが奥へと少し進んだところで、これまでとは違う強い衝撃に引きつった悲鳴が上がる。
「なにッ…やめ…、おか、し…ぃ!!」
未知の感覚にレイは目を見開き、首を仰け反らせた。
「いやッ、ア…あ゛ッ…ひぅッ…!」
硬い性器が肉壁を押し広げながら、奥へと進むたびに強すぎる快感が迫り来る。
「ほ〜ら、気持ちイイなぁ?」
痙攣する肉壁を抉るように腰を進められ、レイは狂ったように嬌声をあげた。
「あぅ、ぃ…あ゛ッ…!」
アオの大きすぎる性器が、レイの最奥にぶつかると、レイは強すぎる快感に意識を飛ばしかけた。
何度も直腸の奥を突き上げ、その先に押し入ろうと凶器が肉壁を叩く。しかし、幼い身体はそれ以上の侵入を固く拒み続けた。
「この奥はこれから拡げていこうなぁ。すぐに俺のを全部咥えられるようにしてやる」
「あがッ…! ひぅ゛! やめでぇッ、死、んじゃッ…!」
キツく閉じたソコを何度も性器で殴られ、レイは身体を支配する強すぎる刺激に悲痛な声をあげた。
気づけば周りでは、レイの発情期の香りに引き寄せられた客たちが、夢中になってレイの恥辱を見つめている。しかし、そんなことなど気にも留めず、アオは何度もレイの奥に腰を打ち付けた。
「あ゛ッ…たすけ、で……い゛ぅッ」
周囲はレイのフェロモンの香りに満ちていた。
客のほとんどがαであるこの会場では、目の色を変えた客たちが徐々にレイを取り囲み始めている。
「ぐッ…ああッ! んッ、やだッ……ごめ、なさ…!」
仰向けに押し倒されたまま、逃げることもできずに、レイは唾液を溢しながら身体を痙攣される。その姿は、アルファたちの欲情を酷く煽った。
やがて、アオは腰の動きを早くしていく。それに合わせて、レイの嬌声もどんどんと激しくなった。
「あ゛ッ…んぁ…ぁあッ!!」
「レ〜イ、あんまり締めるとナカに出すぞ?」
突然のアオの言葉に、レイは飛びかけていた意識をわずかに引き戻される。しかし、言葉の意味がわからず、嬌声をあげながらアオを見上げた。
「ナカに出したら、妊娠するかもな?」
その言葉にレイは大きく目を見開いた。
外の世界を知らずに育ってきたが、レイは既に十四歳。どうすると子どもが出来るのかくらいは知っている。
そして、今その条件が自分に揃ってしまっていることに強烈な不安が湧き起こった。
「やだ……嘘…イヤッ、やめてッ」
当然のように避妊具など着けていないアオは、パニックになり泣き出すレイを楽しそうに見下ろした。
「あ〜もっと力抜かねぇとナカに出ちまうなぁ」
「ダメッ、だめっ、やだぁッ……!」
快感に抗えない幼い身体は、レイの意志とは関係なく肉壁を痙攣させ、アオの性器を締め付ける。そのたびにビクビクとナカで脈打つモノの振動に、レイは恐怖で埋め尽くされていく。
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