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不安3
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海から上がり礼人が持ってきたタオルで俺の足を優しく拭いてくれた。
海が見えるコンクリートの壁に腰を掛ける。
「飲み物買ってくるから、お前絶対そこから動くなよ?絶対だからね?」
俺の頭に手をおいて俺に言い聞かせる。
「わかったー」
俺は大丈夫だっつーの!どこにもいかねぇし、待ってられますーー
礼人はもう一回同じことを言い聞かせるとやっと飲み物を買いに行った。
1人で広い海を眺める。
夏に2人でこれないかな…あ、夏は人が多すぎて礼人が来れないな…とか考えてみる。
それにしても…
遅い。遅いよ、礼人
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