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三章二十一話 最後の姦淫
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※痛いシーンがあるので、途中で苦手だと思った方は読まない事をおすすめします。
「は、はぁ!? 五十万って……」
「俺はお前を五十万で買ったんだ。お前の売買契約書には五十万の価値がある」
「そんなの認められない。あなたは影井さんに十万で売ったでしょ? それは僕の価値を十万にした事になるよね?」
「それは影井から見てのお前の価値だ」
「嘘だ。僕聞いてたんだからな。二年で元は取れたけど、十万で売ってやるよって。それはお前が僕の価値を十万だと決めたんだ」
「チッ」
「嘘つくなよ。本音を言ったらどう? 僕は都合良く暴力振るえて犯せるから必要なだけであって、お前にとって僕の価値はゼロだって。違う?」
「お前、言うようになったな。この前見た時はオレンジジュースで喜ぶガキみたいだったのに」
「僕はもう大人です」
「大人なら俺が何を言いたいか分かるよな? 来いよ」
春哉は峰岸に連れられて寝室へと足を踏み入れた。苦い過去がフラッシュバックする。
あの時受けた痛みを忘れられるわけがない。
「今回の件、俺は謝らねぇぞ。お前の交渉次第じゃ十万までまけても良いと思っていたがな。何を生き急いでいるんだか」
「八年も時間を奪われたんだ。急ぐのは当然。今回は僕も同意の上だから謝罪はいらない。人の目に見えない場所になら何しても良いよ」
そう言い終えた瞬間。ドスッとみぞおちに鈍い音が走った。
「ぅぐっ……」
倒れると、シャツを無理矢理剥ぎ取られ、胸や腹、服で隠れる場所を拳で何度も殴られる。
「ぐっ、ああああぁっ!!」
痛みに身を丸めると背中を蹴られる。骨に響くような衝撃に、涙が浮かぶ。
「いああああっ!! ひぃ……ぐすっ、ああああああっ!!」
涙が流れると鼻水も出てきたが、暴力は止まらない。峰岸は針を持ち出した。裁縫で使うようなまち針だ。
「み、峰岸さん。こうなるって予想済み? 随分準備いいね」
「いいや。こうなるといいなって思ってただけ」
まち針を躊躇うことなく春哉の腕に突き刺した。
「ぎぃあああああっ!! いだ、いたい、いだいよぉっ!!」
「叫べよ、助けは来ねぇぜ!」
「うわあああっ!!」
まち針は十本あり、右腕と左腕にそれぞれ五本ずつ刺す。
「いだいいだいいだいいだいぃぃぃっ!!」
「腕がカラフルになって綺麗じゃねぇか」
「あ、はは……意外と、美的センスある、からね」
「痛いのはここからだ」
峰岸は腕の針を一つ抜いては、また空いているところに刺していった。
「ぎゃあああっ! いだい!! いたいよぉぉっ! もうやめでぇぇっ!!」
抜いては、また刺していく。抜かれた場所からは血が浮き出ては流れていった。
「こうすりゃまち針取っても綺麗な赤い模様が出来るってわけだ」
「はは、ほんと趣味悪……」
峰岸は満足がいくまで春哉の叫び声を聞くと、針を全て抜き取った。
「さて、メインディッシュといくか」
峰岸は春哉のズボンと下着を脱がせて、ベッドに上半身だけをうつ伏せて寝かせた。膝立ち状態となり、突き出されている尻の窄まっている穴にヒヤッとしたものが塗られる。
「ローション使ってくれるなんて、優しくなったものだね」
「今日以降のお前の生活の面倒は見れないからな」
「そっか」
峰岸は丹念に指で穴を広げて、自身の肉棒を立たせようと擦ろうとした。が、春哉は起き上がって膝立ちのまま振り返った。
自然と峰岸の指が尻穴から抜ける。
そして、口を開けると半立ちとなっている峰岸の陰茎をそのまま口に含んだ。じゅぷじゅぷと音を立てて自分で頭を前後に揺する。
「お、お前……」
「前までちゃんとしてあげた事なかったから。ごめんね、ずっとマグロしてて」
「いや。だってお前よ。あんなの強姦じゃねぇか」
「セックスはお互いあってこそでしょ。峰岸さんがこういう行為でしか興奮出来ないなら、僕も何か協力するべきだった、と思わなくもないし」
「そんな考えでいると、本当に搾取される側になるぞ」
「そうだね。今峰岸さんに搾取されてるし。でも今日が最後だから」
そう言い終えると、春哉はフェラを再開した。もう一年以上してこなかった行為だが、意外と出来るものなのだと、内心自分に驚いていた。
峰岸は再び春哉を後ろ向きの体勢でベッドに押し倒すと、大きく立ち上がった肉棒を遠慮なく春哉に突き刺した。
まるでオナホでも扱うかのように、春哉の傷付いた腕を、牛の乳搾りのように力を込めて握った。
自分が動くのではなく、春哉を動かして性処理をするように前後にピストン運動をさせた。
「いだああああぁっ!! ぎゃああっ、腕がっ、腕がぁぁぁぁっ!!」
「痛いか、もっと痛がれよ」
「イターイ。僕泣いちゃう〜」
「お前っ、演技やめるんじゃねぇ。萎えるじゃねぇか」
「あははは」
峰岸は苛立ちをぶつけながら肉棒を穴から出し、ティッシュに射精したのだった。春哉の性器はピクリとも反応していなかったので、行為はそこで終わった。
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