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おまけ続々※r18
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「あ"っ…ゃ……とめ、とめてっ…ぇにし、っ…!」
人の目を気にする事も出来なくなって、強すぎる快感に膝の力が完全に抜けた俺は倒れ込みそうになる…しかし縁糸が俺のお腹に腕を回して支えた事で倒れる事はなかった。だけど手で口を覆っても小さく漏れてしまうほどに声が押さえられなくて、とにかく縁糸に止めてもらうよう懇願するしかなかった。
傍では俺と同じように口を覆い、少し背中を丸めて快感を必死に逃がそうとするいさ兄、そして目の前ではそんな俺達の様子を見ている友人が顔を真っ赤にしている事、更にその様子を縁糸が楽しそうに笑っていた事に気付かなかった。
「今は"いさみ"の方が断然好きだけど、"ひより"も可愛くてさぁ?ついいじめたくなっちゃうんだよね。」
「い、いや、でも三人だし、そもそも男同士じゃん?!絶対おかしいって!」
二人の会話が全く耳に入ってこない。
飲みきれなくなった唾液が溢れては、口を押さえる自分の手を伝って地面に跡を落としていく。下着の中もドロドロでいつイったのか、寧ろ今もイっているのかすら分からない。
しかしそんな俺の顔を、縁糸は顎を掴んで無理矢理上げさせ、顔が赤い友人と目を合わされた。
縁糸やいさ兄以外の人に見られてる。
鼻水や涙、涎も垂らしてぐちゃぐちゃになった俺の顔を、友人に見られてる。
その時初めて本当に人の目を感じ取ってしまい、背筋がゾクゾクとしたような強い快楽に襲われて下着の中のドロドロした感じが増した。
頭がふわふわして、縁糸やいさ兄に攻められている時と同じような感覚に襲われる。考えがまとまんなくなって、ただ与えられる快感を甘受する…そんな状態。だけどまだ足りない、そこまでいくのにあと少しだけ必要だ。
「は……ンッ…いさ兄…いつもの、して…ぁ…」
やはり快感に苛まれて顔を真っ赤にするいさ兄の服を掴んで俺がそう言えば、いさ兄は小さく笑って俺にキスしてくる。深い、何も考えられなくなるキス。縁糸は滅多に俺にキスしてくれないから口の中はいさ兄に開発されて、これだけでイく事もあるくらいに気持ち良くなる。
たまに視界に入る横切る通行人達は男同士でキスしてるのを変な目で見てくるが、友人はただ顔を赤くして俺達に見入っていた。
「見ての通り、兄さんと陽縁も仲が良いから男同士なのも三人で付き合ってるのも問題ないよ。」
俺らは三人で一つだから。
さっき友人が言っていた言葉を聞いていたのだろう、縁糸はそう言えばニッコリ笑い何とも言えずに顔を引き吊らせる友人に別れを告げて、俺達の肩を抱いてその場を去った。
家に帰れば、俺といさ兄をベッドに投げて縁糸は椅子に座る。
「結局買い物出来なかったし、お仕置きな?」
縁糸はそう言って、ローターで見悶える俺達を見て楽しそうに笑っていた。
いさ兄はすごく優しいけど少し変態、縁糸はドS…正直、この二人を好きになってしまったのは間違いだったかもしれない。だけどそんな二人が大好きで、それを甘んじて受け入れちゃった俺もかなり変態なんだろう…。
そう思ってしまう、今日この頃であった。
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