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──どれくらい眠ったのだろう。
累はようやく深い眠りから目を覚ました。
パジャマが冷たいような気がするので寝汗をかいているに違いない。
そう思い身体を起こそうとするとグンッと何かに引っ張られた。
「えっ!?」
さらに自分がベッドで横になっているのではなく、椅子に座らされ後ろ手で縛られているという事に気がついた。
「なっ……え?」
一体自分の身に何が起こっているのか見当もつかないのだろう。椅子の上で芋虫のように身体を捩らせている。
「累、おはようございます」
「おっはよ~。寝て少しは楽になったぁ?」
「え、え? あの……お義兄さん、ですよね?」
近くで──いや、目の前から雨竜と晴竜の声が聞こえるが累にその姿は見えなかった。
「はい。累のお義兄さんですよ。なんでしょうか?」
雨竜がそう答えた。
だがアイマスクをしている累にはどちらが喋っているのかがわからない。
「僕、もしかして……縛られてますか?」
「あれれ、バレちゃったかぁ」
今度は晴竜が話し出した。
「な、なんで!?」
「ゲームをしようかなって思ってさぁ」
「ゲーム? ですか……?」
累から漏れるのは不安の声色。
雨竜は足音を立てずに累に近づくとパジャマの上から手を這わせた。
「うわっ!」
「びっくりさせちゃいましたね」
「な、なにす……ひゃっ!」
「女の子みたいな声だして可愛い~」
「やめっ……んっ……」
パジャマの上からマッサージでもするかのように手を滑らす雨竜。肌触りの良い生地が累の乳首の上を擦れていく。
「おや? 少し寝汗をかいてますね」
そう言うと雨竜は累のパジャマのボタンを外していった。全部は脱がさず胸だけをはだけさせる。
「ふっ──」
「っ……! お義兄さん……やめ……んあっ」
雨竜は乳首に吐息を吹き掛けると生地で刺激されぷっくり膨らんだ累のピンク色の蕾に舌を伸ばした。まだ何の汚れを知らない蕾だ。
「良い声ですね」
「やっ……だめ……あぅっ」
雨竜は累の蕾をゆっくりと味わうかのように舐め回しはじめた。かと思えば急に舌の動きを早めたり時には卑猥な音をわざと立てながら舐め、累はその度に太ももを痙攣させた。
口からは蜘蛛の糸のように涎が垂れていたが本人は気づいていない。
「ひゃ、んんっ……な、何でそんな、とこ、舐める……ああっ! や、めて下……さい」
「ふふふ、可愛らしい反応ですね」
「さぁて、ここで問題です。今、累の乳首を舐めているのはどっちでしょ~うか? それではレッツ! シンキングタァイム!」
ふざけた口調でクイズを出す晴竜は口でチックタックと時を刻む。そのシンキングタイムの間も雨竜は舌を動かすのを止めず累の乳首を舐め続けていた。
「チックタックチッ──」
「わ、わかりません! んあっ……もう、やめ……せ、せいりゅうしゃん! 晴竜さんです!」
「ありゃあ~残念。不正解」
「次の問題です」
「そんな……」
累は何をされてしまうのかという恐怖から身体を震わせた。
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