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お見合い? 登side
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光さんのところに行き戻らなければならない事を説明した会社に足を運んだ。
会社に入るやいなや迅が飛び出して来てすぐさま客室に連れていかれた。
コンコンコン
「失礼します。」
ドアを開けると、キツイ香水の匂いが鼻を覆った。
目の前には濃い化粧をし、露出の多い服を着た女が座っていた。
(なんなんだこの匂い。吐きそうだ)
女は俺を見ると勢いよく立ち上がり体を擦り寄せて来た。
(気持ち悪い、だから嫌なんだ女なんて)
鳥肌が止まらず、段々と顔色が悪くなっているのを見て迅が察してくれて座らせるように促してくれた。
「名前登さんって言うですね。カッコイイ〜。」
声色を高くさせて話かけてくる姿を見て不快を通り越し笑いしか出てこない。
「すみません、私は仕事があるので帰っていただいてよろしいでしょうか?」
なるべく笑顔で対応した。
まだ話をしたいという女をほぼ無理矢理迅に帰らせて一息ついた。
鼻を覆っている香水の匂いはなかなか取れなかった。
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