アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
初めての
-
更に1ヶ月が経った頃、
テアは16歳になった。
もちろんディオエールは祝いもしなかった。
それに対して、テアはチクリと胸が痛くなったが、
ジェスや、セシリー、メイドのアメリアとサリーと
大好きな人達に祝ってもらえて、
とても幸せだと、
こんな、
自分の誕生日に祝ってもらった事がないテアは
嬉しくて、嬉しくて涙した。
テアの誕生日が過ぎてから少し経った頃
体調がなんだか悪いと感じるようになった。
ムズムズというか、体が凄く重たくなった感覚がする。
そして、少し困るのが、
お散歩時に色んな人からの注目を何故か集めてしまう事だった。
今日も、そうだったのでテアは逃げるように、
図書館の方へ行こうとしていた
その時
テアから甘いフェロモンが強く放出されてしまう。
足の力が一気に抜け、部屋の床に座ってしまう。
息はハァハァと荒くなり、頬が赤く染まり、
熱が出ているように、身体全体が熱くなっていく。
「あ…ぅ……やっ」
服と体が擦れただけで、電気が弾けるような
快感が巡った。
「あ、あ…たす、けてぇ…」
そう、…
テアの初めての発情期が来てしまったのだ。
ここが部屋じゃなかったら、
真っ先に城に働いているαが襲っていただろう、
それでも、天性のΩである初めての発情期
は部屋に充満したフェロモンは外にも少しずつ広がって
いき、
気づいたαはいたであろう。
だが、今のテアには、初めてのじんわりとした快感は
強過ぎた。
床は孔から溢れた愛液で濡れてしまっていた。
たらたらと溢れ出す愛液の感覚でさえ、快感へと変わり、
小さい性器も立ち上がっていく
「あ、やだ…ぁ」
気持ちよくて苦しい
早く快楽から解放して欲しいとすら感じ、
誰もいない部屋の中、助けてと切に願った。
少しすると、ドアの向こうから近づいてくる足音が聞こえる。
Ω特有のフェロモンの探知と、テアの直感で、
今、ものすごく求めていた人物が来たと分かった。
足音が近づくにつれ、じわじわとした快感が、
強くなり、まるで媚薬を飲まされたようにテアの身体は
ビクビクと震えた
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
13 / 22