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真実のAI1
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side 凪斗
テレビをつけてお昼を2人分用意する。
テレビには棗の兄、礼人さんが映っていて実際では見せないようなキラキラスマイルとキラキラオーラを放っている。
さすが芸能人だ…
俺もこんな風に何事にも適応できるようになれば強くなれるのかな…?なんて考えてしまう。
首を振りながら手元の皿にサラダを盛り付けて行く。
二つ並んだ皿をみて、肩を落とす。
棗怒ってるよね?きっと来ないと思う。
けど、来るかもしれないと俺の中の悪いものが俺に期待を与える。こんなにメンタル弱かったっけ…
いつも2人で食べていたテーブルに料理を運び置いて行く。
棗の分は棗の席に置く。
棗のいない席を見てまた悲しくなる。
ため息をつき自分の椅子に腰を下ろそうとした時だった。
ガチャッとリビングのドアが開いた。
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