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シアン・フラウ8
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「シアン、先日の子供をおってた連中を吐かせたぞ、どうやら子供は潜在能力っての使えるそうだ」
旧軍に所属していた親友のジーグは今ではシアン・フラウに欠かせない人物の1人だ、地上でパピヨンを狙っていた人を叩いた、基地のオフィスで大柄の男、ジーグがどっかりと座る
「ありがとうジーグ、まだ薬で眠っているが、姉もミルキーも親身に世話をしてくれる」
「あぁ、子供が出来たって騒いでるぞ、名前はパピヨンってのは正気か?」
「あぁ、パピヨンだ。愛称パピー、とても可愛らしい」
「面倒見てやんのか?」
訝しげなジーグ
「そのつもりだ、で潜在能力というのは、他の人は持ちえない秀でた才能があるって言うのは聞いたかことがあるが、存在したんだな、パピーは話してくれるだろうか」
「危ない能力とかはお断りだぞ、それで追われてたんだ、相当だ」
「あら、アンタ帰ってたのかい」
オフィスに入ってきたのはお風呂から上がったミルキーだった。ジーグにハグをして、寄りかかる。
「おぅ」
「パピー見るかい?天使の寝顔さ、触るんじゃないよ、アンタはパピーを潰しちまいそうだ」
「んな訳あるか、ったく、じゃあ顔を拝むとしますか」
「今はアリアが傍に居てくれててね、昨日上がった熱も今は下がって、明日には薬を変えようかな!」
「今は麻酔か?」
「そ、軽いヤツね、痛みがあるだろうからとりあえず無くして休んで貰うのさ、体力回復、回復!」
フロアを下り、パピヨンの病室があるフロアについた。
パピヨンの病室の中にはベッドの横にある椅子に座って、パピヨンの手を握るアリアが居た。
「あら、何皆さんお揃いで、お姫様はまだお目覚めではないですよ〜、たまに握り返してくれるの」
「ほー、ちっせぇ、こんな子供が潜在能力持ちか」
「そうなの?何の?」
「内容まではしめてもわからんかった、本人に聞くしかない」
お手上げ、とジーグが言う。
しばらく、シアン、アリア、ミルキー、ジーグで世間話をしつつお見舞いをしていたが、夜も遅くなってきた為、解散となった。
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