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少年33
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お医者さんは僕の傷をゆっくり優しく見てくれた
時々傷を触るんだけど声もかけてくれるし痛くないように触ってくれるから全然痛くない怖くない
「はい、ありがとうね。ちょっと傷がね、化膿…
えと、悪くなってる所があって。
薬ぬって治ったらだいぶ楽になるけど、どうかな?
お風呂入るとき、しみて痛くない?」
「……」
怒らないかな…
「大丈夫だよ、怒らないから正直に言ってくれるかな」
「……………い、いたい、です………」
「じゃあ薬ぬるからね。ちょっとこの子の服、あげといて。」
「はい」
「薬ぬる時痛いと思うんだけど、ごめんね」
「……」
「じゃあぬっていくよ。」
こ、こわい…っ………
「ごめんね、怖いね。なるべくすぐすませるから」
お医者さんが謝って黄色っぽい薬を悪くなってる傷にゆっくりぬっていく
い、いたいっ……
「はい、終わりだよ、頑張ったね、えらいえらい!」
は、終わったんだ 良かった……
「この薬がなくなるまで毎日ぬったらよくなるから、その間に大丈夫だったらまた来てほしいんだ。
さっきの男の人にも言っておくからね、心配しなくて大丈夫だよ。」
ま、毎日ぬるんだ…自分でがんばってぬらなきゃ
「男の人にぬってもらった方が良いね、ぬりずらいところがあるから。」
えっ……
薄くて長四角のも壊してお金かかってるのに…
そんな迷惑かけられないよ、自分でぬろう
「…自分でぬろうって思ってないかい?」
「!」
「正しい量もあるし、背中は自分ではちょっとぬれないよね。
大丈夫だよ、ちゃんと説明しておくからね。」
………
「お会計○○円になります。
先ほど説明した通り、ぬってあげてください。
次は来週のご予約ですね。
もし調子が悪くなったり何かありましたらお電話ください。
じゃあね、ばいばい。またね」
……
ばいばいって言ってくれたけど、言えなかった…
また連れてきてもらわなきゃいけない
めいわくかけるから…
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