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あれからすっかり衰弱したリドルは差して動く体力もなく、水分と睡眠という生活になった。
最初のうちは抵抗して大変だったけれど、トイレには抱いて連れて行ける位には抵抗しなくなった。
勘ぐり深いリドルの事だからご飯を食べたがらないのは分かっていたし、衰弱するのも分かりきっていた。
衰弱しきって動けなくなってからは、監視カメラを付けて仕事中でも監視できるようにした。
会社に行く前に、朝と昼の2食分の食事と水分を必ず用意して家を出る。
もちろん手の届くところに置いて。
「おはよう、リドル。会社に行ってくるからな」
「ん…」
一応答えながらもベッドの上でぼーっとしている。
「ご飯とかはここに置いておくから好きに食べるんだぞ?」
ベッドサイドに置く。
「」
何も答えないのを無視して話し続ける。
「好きだ。愛してるよ」
ちゅっとこめかみにキスをして部屋を出る。
話したくない。絶対に。
そのためには
「そろそろか…」
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