アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
戸惑い4
-
「てか親は?」
勝手にズカズカと入り込んで、リビングのソファでくつろいでいる。
僕がこいつに優しくする必要なんて無いのに、おばあちゃんに教え込まれた礼儀の作法をこいつにもしてしまうのが腹立たしい。
冷蔵庫からお茶を取り出しコップに注いでそっと出す。
「顔も知りません。一人暮らしです」
そんな話をして何になるって言うんだろう。
ヤリに来ただけのくせして。
それならもうさっさとシて帰って欲しい。
1人になりたい、
「ま、どうでもいいけど。そこで服脱いでこっち来て」
「……」
嫌だ!
…なんて言えたらもっと楽だったんだろうか。
悪趣味だと思いながらも震える手で1枚1枚、制服を脱いでいく。
セーター、シャツ、ズボン。
次々に床へ放り投げだされていく。
最後、パンツも脱ぐのだろうかと一瞬手を止めた時、早く脱いでよって急かされたから男の尊厳を丸出しにしてソファに向かった。
「偉い偉ーい、膝の上乗って?」
子供をあやすかのようにパチパチと手を叩きながら言う。
膝の上に乗る…その言葉の通りに乗ったら違う違うと腰を180度回転させられ向き合う形になった。
またニヤついた笑顔を見せると、腕をスルスルと身体中に滑らせ、ツプンと蕾に指を入れる。
「…ん、ッ…」
「あっは、柔らかいね〜もう慣れちゃった?」
そんなわけあるかよって言いたいけど、言えない。言わない。
早く終われと願うだけ。
「ど、うせヤリに来たんでしょう?ならさっさとして帰ってくださいよ」
「冷たいな〜、ならじっくり時間かけてセックスして泊まっていってあげるね?」
_終わった、と思った
「んぁ…あッひ、ぁ…ん、ッ!ぁあ!ッああ!!…も、やだぁ…ッ!」
-あれから1時間。
手首をこいつのネクタイで縛られ、ずっと後ろだけを弄られる。
イキたい、イキたい、イキたい…ッ!!
前はお腹についてしまいそうなくらい反りたっていて指の1本でも触れたらイッてしまいそうなのに、お尻を永遠と弄って、前は一切触らない。
もうやだぁ…ッ!!!
「…い、イキたいッ!!さわ、って、ねぇ触っておねが、い…んぁ…ッ…しま、ッす!!」
泣いて、喘いで、懇願する。
それがどれだけプライドをへし折ってるか僕自身も気付けなかった。
それほど、僕の頭の中は快楽でいっぱいだった。
「…だーめ。後ろだけでイこうね?」
そう言って笑う顔は悪魔にしか見えなくて、またただ喘がされる。
前のソレは痛いほど快感を求めていて空気が触れるだけでダメだ。
そうなると後ろの感覚でイキそうになってしまう。
「ぁ…あ、ん…ッ!…ひぁ、は、ぁ…あ!ッは…ぁ…」
前に引っ張られて、感覚が薄くなっていたはずの後ろがビリビリしてきて、無意識に収縮を繰り返す。
_あ、これ、ダメだ。
そう思ったのもつかの間
アイツがコリッと一点を爪で引っ掻いた時、僕は前を触らずにイッてしまった…_
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
17 / 63