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【愛してるなんて、言ってみたら】1
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【愛してるなんて、言ってみたら】
>>遊馬視点
元春の部屋でだらだらしていたら、インターホンが鳴った。家主はベランダで洗濯物を取り込んでいて、俺が出る。なんかの小箱。めちゃくちゃ軽い。
「なんか届いた」
窓を閉めている元春に伝えた。
「あ、ごめん。ありがとう」
「なんこれ」
「あー」
「?」
言いたくないなら別にいいけど。そのへんに置いといて、俺はまたスマホに戻る。
元春は取り込んだ洗濯物を放置して、俺を後ろから抱きしめた。
「なんすか」
「これ何か聞かないの?」
「…………………聞いた」
「気になんないの?」
「え、どうでもよ」
別にこいつが何買おうがこいつの自由だろ。
「当ててごらん」
「めんどくせえ。なんだよ」
「ヒントはこの前ゆうくんが許可してくれたことです」
俺は呆れる。頭をぶつけてやろうとしたが、よけられた。なんかのガジェット類のあれこれか、小説だろうと思っていたのに。余計なもんに金遣う余裕あんだな、こいつは。
「………変なことするやつ?」
「変なことするやつ」
「………………またなんか変なの使うの」
「変なの使わないと出来ないんですよー」
「……………何したい、っつったっけ」
「尿道責め」
にょー、どー。Googleさんに聞こうとしたら止められた。
「駄目。調べんの禁止」
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