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「無理しなくていいよ」
ティッシュを取ろうとする元春をバシバシ叩く。やだ。飲む。口んなか、大量にぬるぬるべとべとしてる。
「そんな味わってくれちゃっても。嬉しい限りですけど」
ふざけんな、ふざけんな。冗談言って余裕で笑ってる奴を叩きまくる。
…………………ようやく飲み込んだ。
はあ、呼吸出来る。うあ、…………。
飲みかけのスポドリを渡される。甘ったるい液体を一気に流し込む。口の中のも、息を吐くたびにこみあげてくる独特な匂いも味も消したい。全部飲み干して、空のペットボトルを部屋の隅に放り投げた。
「ちゃんとゴミ箱に捨てなよ」
「うるせーばか」
精神的に疲れて、ベッドに横たわる。あー、も、お尻。苦しい。
「すんの好きじゃない?」
「………………好きかも」
正直に答えたら抱きつかれた。色々聞いてくる奴をうるせえうるせえといなす。馬鹿野郎が。こんなん愛がなきゃ出来ねえよ。
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