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「抱きたい」
「ここじゃやだ」
「じゃあホテル行く?」
「……………うん」
「今日は優しく出来ないから」
「……………………うん……」
鞄の中に荷物をつめて、不機嫌そうなゆうくんと連れだって歩く。いつものボロいとこ。ごめんね、こんなとこで。だってフロントを通る綺麗で豪華な設備のあるとこは、たいてい男二人は禁止だから仕方ない。
いつかゆうくんは誰か女の人と、そうやって綺麗なホテルに行くのかな。そう遠くもない将来。
自分の服が濡れるのもお構いなしで、徹底的にゆうくんの身体を洗う。気持ち悪い。他人と一晩過ごしたなんてありえない。僕のものなのに。
不満げに口をへの字に曲げてたゆうくんは、そのうち可愛い顔つきになってくる。触られて気持ちいいんだ。唇を噛んで必死に声を我慢してる。まだ怒ってるんだもんね。
じっくりと耐えさせて、足の先まで洗う。触って、とゆうくんは小さく漏らした。
「触ってるけど」
「……そうじゃねえよ」
「どこ触って欲しい?」
「…………………いちいち言わなきゃわかんねえのかよ、馬鹿」
「馬鹿はそっちでしょ。そんなことも自分で言えないの?」
「っ……………、……………………なあっ、触って……っ」
睨んでたくせに、我慢出来なくなったのか、泣きそうな声ですがってくる。快楽に弱い。そう仕込んだのは僕だけど。
泡をすべらせて胸だけを撫でる。とっくのとうに尖ってる乳首。可愛い。少しの刺激だけでゆうくんは身を震わせる。そんなに嬉しいんだ。
「んん……っ」
ぬるぬると両胸をいじってあげる。なんにもしてないのに完勃ちして、とろとろ先っぽからこぼしてる。可愛い。
散々もてあそんで、いっぱい意地悪してあげる。触ってあげなかったら、自分でし始めた。可愛い。そんな姿、他の人に絶対見せちゃ駄目だよ。……誰にも見せる気もないけど。
今までのお遊びの相手だったら、さっさと動画も音声も公開して、辱しめてるとこだ。皆に聞かれてるよ。見られてるよ。なんか言うことないの?
でもゆうくんだけは誰にも見せたくない。僕だけのもの。僕だけのゆうくん。誰にも触らせたくない。誰も知らなくていい。あーあ、ぐちゃぐちゃんなっちゃってる。ほんと、弱いなあ。
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