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「あ、ぁ……、ん、………なぁ、出しちゃ駄目……っ?」
「駄目」
「なんでぇ……っ、やだ、触ってよ……イキたいのにぃ……っ」
「じゃあ、なんでもする?」
「するぅ………っ」
「なんでもだよ?」
「んっ、ん……なんでも、する、から……っ」
夢中になって自分を慰めてるゆうくんを冷ややかに見る。イッてもいいかちゃんと聞いてくる。駄目って言ったら我慢してくれる。もっといじめたい。もっと酷いことしたい。他の人とじゃ満足出来ないように。僕じゃなきゃ駄目って、本気で思ってほしい。
「……すっごいえっちなこと、いっぱいさせるよ? いいの?」
あ、この子今イッたかな。すごく恥ずかしそうな顔。いつかそのうち慣れてきて、こんなことも平気で楽しむ人になるんだろうか。やだな。ゆうくんには、そうなってほしくない。簡単にメス堕ちされたら興醒めだ。
「お返事は?」
「……変態……っ」
「その変態に好き勝手されたいんでしょ?」
「キモい、キモい、馬鹿、……っ」
「キモいことされてぐちゃぐちゃんなっちゃってるゆうくんのが変態だよね?」
ゆうくんと違って冷静な僕はすらすら言葉を紡ぐ。ムカつくんだよな、こいつ。好きで好きで好きで仕方ない。なのに完璧に僕のものにはならない。だから好きなんだけどだからムカつく。
「ちゃんと言って? えっちなことだったら、なんでもしますって」
他のことは諦めるからさ。我慢するよ。ゆうくんなんて本当は僕とだけ会話してればいいし僕とだけ出会ってればいいのにね。
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