アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
5
-
「おかえり」
「…………………うちじゃねえし」
アパートに帰ったら、自分の隣の部屋へ真っ先にむかう。出迎えた相手に、物理的に噛みついてやった。まだうっすら残ってる、赤い痕に上書きをする。ムカつくんだよ。首もと開いてる服を着るほうが悪い。だいたい服は白ばっかで、それも気に入らない。似合うし。爽やかなつもりかよ。腹立つ。
「しつけがなってないなぁ……」
「あんたの責任だろ」
「…………うん、まあ。とりあえず、あの、ゆうくん、」
「あー?」
「お腹空いてるでしょ?」
俺の腕を叩いてあやす元春を無視して、ぐいぐい押してく。確かに、腹は減ってる。だから食わせろ。あんたを。
こいつ、ほんと触られんの苦手だよな。あんま楽しくなさそう。それならやめたほうがいいんだけど、でも俺だって男なんだよ。好きなら触りたい。
「…………っ、ちょっと待って、ゆうくんっ、」
「うるせえよ」
ベッドに座らして、股間に顔をうずめる。はあ。
嗅いだら頭はたかれた。
「馬鹿……何してんの」
「腹減った」
暴れんのを無理矢理押さえつけて脱がす。俺も手錠とか買おうかな。元春ばっか、ずりーよ。
「…………っ」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
98 / 195