アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
オメガバース
-
賢人(α)×兎羽(Ω)
けんと とわ
↓番の二人のお話です↓
「ねぇ!聞いてるの!」
「聞いてるよ」
皆さんはじめまして、兎羽と言います!
僕の話をちゃんと聞いてるか分からないこの人が僕の番賢人です。
僕と賢人は同棲してて、僕は主夫として賢人は
社長様として働いてくれています。
とても助かっててありがたいことなんですけど………。
「じゃ、僕何話してた!!」
「……………」
「ほら!聞いてないじゃん!もう、賢人何か知らない!」
もう知らないもんね。今度こそ許してあげないもん。最近の賢人は携帯やパソコンばっかで、話しかけても全然聞いてくれない。
きっと仕事関係なんだろうけど……
だからって聞いてくれたっていいじゃん………
僕は自室に入り閉じこもった。
この部屋はほぼ使ってなくて、寝る時も賢人のベットで寝て、日中もほぼリビングで過ごすから僕の物置き(?)的な感じになってるんだ。
でも一応僕の部屋だからベットとかトイレとお風呂はあるから困ることは取り敢えずは無い。
鍵をカチャッと閉めて僕はベットの中に入り丸くなる。
賢人かっこいいし優しいし、会社でもモテるんだろうな。女の人達にいっぱい好かれているんだろうな。僕…、女の子みたいに柔らかくないし胸ないし…女の子に勝ち目ないよね。
考えると悲しくなってきた…。。
「……グス………いや、だ……ぼくには…けんとしか、いないのに……」
涙が止まらない。Ωとしての扱いが酷かった僕の家から救い出してくれたヒーローだった賢人
賢人以外僕を大事にしてくれる人いないのに……
「い、やだぁ…………ヒック……」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
1 / 13