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Crime and Punishment 2
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「言わないと、ずっとこのままだけど…。いいの?」
俺の手首を掴んだ潤一の手をそっと解き、下腹部の膨らみを布越しに包み込む。
そこはもうしっかりとスラックスの前を押し上げていて……
「ここで止めてもいいんだぜ?」
さあ、どう答える……潤一?
「いや……、止めない……で?」
ったく、最初っからそう言えばいいのに、素直じゃない……
資料が散乱したデスクに、潤一を乱暴に押し倒す。
床にプリントやら本やらが散らばったが、そんなの構やしない。
カッターシャツの前を開き、露わになった滑らかな素肌に指を滑らせ、誘うように薄く開いた唇に吸い付き、強引にその奥へと舌を差し込んだ。
逃げ回る潤一の舌を絡め取り、口内を乱暴に犯してやると、息苦しいのか、潤一の手が俺の胸を叩いた。
「も、もっと優しくしてよ……」
唇を離し、紅潮した潤一の顔を見下ろした俺の頬を、潤一の手が包み込む。
「お願い……だから……」
まったくコイツときたら、今の俺にそんなこと出来っこないって、知ってるクセに……
「ああ、してやるよ……、思いっきり優しくな?」
俺は唇を首筋に移動させ、そのまま徐々に下へとずらしていった。
そしてベルトを引き抜き、チャックを降ろすと、盛り上がった下半身を包む布を一気に膝までずり下した。
しっかりと天井を向いた中心を握り込み、まるで止めることを知らない涙のように滴を溢れ出す先端を、親指でグリグリと捏ねた。
「あぁっ……、や……だぁ……っ」
「ヤじゃないだろ? 気持ちイイんだろ? ほら、言ってみ?」
腰を屈め、筋を括れにかけて舐め上げてやると、潤一の身体がビクビクと震え始めた。
「んぁっ……、気持ち……イイ……」
潤一の両手が伸び、俺の髪を掴む。
「もっと気持ち良くなろうな?」
「して? もっと気持ち良くして? 忘れさせて……?」
ああ、忘れさせてやるよ、あんな女のことなんて……
唾液を絡めた舌先で蕾を舐め、解れ始めたのを見計らって指を突き立てた。
潤一のイイ場所は全てと言って良い程熟知している俺の指は、迷うことなくそこを刺激した。
「あぁっ、だめっ……、イッちゃう……ん……、は……ぁっ!」
潤一の背中が仰け反り尖端から溢れ出した熱い液体が、俺の手を濡らした。
俺はそれを蕾に塗り込めると、張り詰めた自身をそこに宛い、両足を抱え込み、ゆっくり腰を前に進める。
「はっ、あぁっ……」
潤一の顔が一瞬苦痛に歪み、唇を噛んだ。
「ほら、ちゃんと息して?」
言いながら前を握り込み、胸の先を舌先で舐め、
「ひゃっ……」
一瞬力が抜けたところで腰を一気に進める。
「全部……挿った……の?」
俺は軽く頷き、汗が滲んだ額にキスを一つ落とすと、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「あっ、あん……、しょ……まさ、あぁ…、翔真……、あん……」
俺の名前を呼びながら、潤一が俺の首に腕を巻き付けてくる。
「……やっべ、俺そうもたねぇわ……」
グイグイと締め付けてくる肉壁に、情けないけど、俺の中心が音を上げる。
「イッて? 俺に頂戴よ……」
俺はラストスパートをかけるべく、潤一の両足を抱え直すと、少しだけ腰を引いて、一気に突き上げた。
「あぁぁっ……」
逃げる腰を掴み、何度も何度も突き上げる。
「しょ……まさ、俺……、も……ぅ、んくっ……」
「ああ、俺も、もう……、クッ……」
腹に熱い物を感じた瞬間、俺も潤一の中に熱を吐き出した。
俺は吐精感から、潤一の身体の上に倒れ込むと、肩で呼吸を繰り返す潤一の髪を指で梳いた。
「やっぱり翔真が一番イイ……」
そう言って潤一が抱きついてくる。
「当たり前だろ? お前は俺じゃなきゃダメなんだから」
「うん、そうみたい……」
今頃かよ……
俺はため息が零れそうになるのを堪え、潤の耳元に唇を寄せると、
「俺ん家でもう一回戦する?」
飛びっきり甘い声で囁いた。
瞬間、薄闇の中でも分かるほど、潤一の顔が赤く染まった。
「……する」
潤一が答えるのを待って、俺は身体を引き剥がし、身なりを整え始めた。
さあ、お仕置きの時間だよ、潤一。
二度と女なんかに振り回されないように、たっぷりとその身体に教え込んでやるからな?
今夜は楽しい夜になりそうだ。
おわり
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