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振り向いた先には_____
小さな男の子がいた。
年齢は8~10歳?くらいだろうか...
でも明らかに普通ではない、
なぜなら、その男の子には"足"がなかったからだ。
膝の少し上から白いモヤみたいなのがあり、普通だったらあるはず膝からつま先がないのだ。
つまり、
「お、オバケー!!!!!!!」
『うわぁ?!は、ハルくんいきなり大きい声出さないでよ〜...ビックリするじゃん...でもハルくんがまたフゥタに会いに来てくれて嬉しい!!』
得体の知れない子供がハルに抱きつく。
幽霊なら普通はすり抜けるはずなのだが普通に触れられた。
「え?!さわっ!?え?!!お化けじゃない?!え?!」
ハルはさらにパニックを起こす。
『??フゥは確かにゆーれいだから他の人には見えないし、触れないけど〜、ハルくんとは"やくそく"したから触れるんだよ〜!』
「は?え、待って、とりあえず離れて、怖いから。」
ハルはもう考えるのをやめた。
すると子供の幽霊の目から大粒の涙が溢れ始めた。
『やだぁ〜!!!!フゥタ16年我慢した!ハルくんが帰ってくるの!!すごく..グスッ...すごく寂しかった!!!どーしていなくなっちゃったの...あそぼってやくそくした...グスッ...』
「やくそく?....あ....」
"やくそく"という言葉にハルはあの夢を思い出した。
『ハルくんのばかぁ〜離れないもん!!!ぜ〜っっったい離れないもん!!』
泣きわめく子供の幽霊にだんだん罪悪感が湧いてくるハル。
ハルは子供にとても弱い。
「わかった!分かったから!離れなくていいから泣くな...
泣かれるとどうしたらいいのか分からなくなって困るから。」
『ほんと?』
「ほんと。」
『やったぁ〜♪』
子供の幽霊は嬉しそうに満面の笑みをこぼす。
不覚にもハルはそのフゥタという男の子の笑みに胸が鳴った
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《今のところの人物(人では無いのも居ますが)紹介》
【ハル】
名前:榎木 ハル
年齢:22歳
性別:男性
性格:自分のことに対しては面倒くさがりだが世話好きで
保護欲強め。
容姿:伏し目で黒色の瞳、黒髪のストレートだが言うことを
聞いてくれないアホ毛がある、
ワックスで抑えてもダメらしい。
【フゥタ】
名前:旧名:八代 楓汰(やしろ ふうた)
年齢:見た目8~10歳
性別:男の子
性格:天真爛漫で寂しがり屋の甘えん坊さん。
容姿:パッチリした目で茶色の瞳、少しくせっ毛でふわふわし
た髪質、触ると癒される、らしい。
これから確定して出てくるキャラは二人います!
それは登場したらまた設定載せます!m(*_ _)m
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