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後悔と幸せside.沙藤響輝
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まさか自分が告白されるなんて思ってもみなかった……。
あの時は嬉し過ぎて思わずはいと返事をしてしまって凄く、物凄く後悔した。
だって本当に高峯君が僕の事好きなはずが無いのに、あの時僕が口を滑らしたから……優しい高峯君は僕に気を使って好きだと言ってくれたんだ……。
でも、嬉しかった。
凄い嬉しかった。
高峯君だってきっと直ぐに僕の事嫌いになるからそれ迄この幸せに浸っていたい。
深く関わらないから、ただの知り合いとして接するから、"この恋人"という幸せに少しの間だけでも浸っていたい。迷惑はかけないないから。
もう少しだけ─────
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