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「蓮、ほら!こうしたらウイルスは消えるんだ。だけどこのウイルスを消したら、新しいウイルスを生まれるようになっているんだ」
母親の説明に、俺はコクンと頷く。
俺の父親、朝妻朝夫は母親の隣で笑顔で、うんうん、と頷くだけ。
「だからこのウイルスは…」
母親がものすごい速さで英数字などを打ち込んでいく。
俺はそれをじっと見て、その英数字などを覚えていく。
「これで完全にウイルスは消えた。わかったか?蓮」
俺は大きく頷いて拍手をすると、母親は嬉しそうに笑顔を浮かべて俺の頭を撫でてくれた。
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