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「蓮ちゃん…!!僕、一緒に住んでいい…?」
純也が不安そうに聞いてくる。
「もちろんだよ!社長の許可も貰っているし、本当は仕事が決まっても、俺と一緒に住んでほしいって思ってるよ…!」
「蓮ちゃんっ…!!」
「こらこら純也!人の恋路を邪魔すると馬に蹴られて死んじゃうんだよ?」
健太さんは満面の笑顔だ。
「お前が死ぬとか言うとシャレにならない」
楓さんが呟くと、健太さんはあははっ!と声に出して笑う。
「俺、本気なんで覚悟していて下さい。ねぇ、蓮先輩…?」
響平さんは俺に向かって不敵に笑う。
覚悟ってなに…?
それが助けを求めるように社長を見ると、肩を竦めるだけで何も言わない。
響平さんの言葉を理解出来ていないのは、どうやら俺だけらしい。
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