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それから皆の視線が俺に集まる。
「え?……あ、飲み物かなにか買ってきましょうか?」
飲み物以外にお菓子もいるかな…?
何のお菓子がいいんだろう…?
「蓮ちゃん、自己紹介してない」
「あっ…!」
純也に言われて俺はようやく気付く。
「俺は朝妻蓮です。IT課に勤めています。二十二歳です…」
皆が大きく頷く。
知っています!といった感じだ。
純也に促されて自己紹介したけど、俺、自己紹介しなくても良かったんじゃないかな……?
やっぱり会話って難しい…。
「蓮ちゃんっ!俺も本気でここに住んでいいよね?蓮ちゃんと純也の傍にいたいもんっ!!」
俺は楓さんに圧倒されながらも大きく頷く。
「も、もちろんです!楓さんにそう言ってもらえて嬉しいです!」
「俺も蓮ちゃんと暮らせて、ものすごく嬉しいって!」
楓さんが嬉しそうに笑顔を見せる。
「明日、楓と引っ越してくるねー!僕は蓮ちゃんと純也と楓と住みたいからねっ!」
健太さんは首を傾げる。
「なんで楓の言葉に僕の名前がなかったんだろうー!!?不思議だね、蓮ちゃん?!」
楓さんは失笑気味だけど、俺は笑顔で大きく頷く。
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