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「己…!クソ蓮爾!!」
「この俺様を帰りがけに亀甲縛りにしやがって…!!」
「明日縄を外すとか舐めた事をぬかしやがって…!」
「クソ蓮爾ぃ~~!!」
俺は怒髪天になりながら、クソ蓮爾に怒りをぶつけた。
俺の学ランの下は、亀甲縛りにされていた。
「なんたるプレイだ…!」
「奴め…許せん!!」
「この俺様に、とんだ羞恥心を煽らすとは…!!」
「この俺を変態の上に、ロープマンの設定にさせる気かアイツ!?」
俺は体に食い込む縄にキレながら、桟橋の上で途方にくれたのだった。
「うぐうぐ…!」
「これでは風呂に入れない!」
「いや。問題はそこじゃなく…!」
「家族にこの姿を知られたら、俺にとってはかなりまずい事になる!!」
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