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Uに反逆
全120ページ読了時間:約240分公開:2021/05/09 11:53更新:2021/12/26 10:50
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概要
※この物語はフィクションです。実際の人物、団体とは一切関係ありません。
※18禁(桃色成分)の描写あり。苦手な方、未成年の方はご注意下さい。
※この物語の中には、『Uに癇癪』『Uに黒白』の核心的なネタバレを含みます。読んでいなければこの物語の内容についていけない、という程ではありませんが、通過済みの方には一層楽しめる仕組みになっていると思います。
オメガバースの世界。
『こっちに来い、こっちだ!!』
『…べっ、別に。気になっただけだし。』
『…まっ、待って、うる。こ…っ、困らせたの、謝るから。』
代々αが当主を継承する谷ケ崎家の一人息子、谷ケ崎紅貴。
『…何かご不安になられるようなものを見ましたか??』
『あはは。…紅貴様、お熱はありませんね。妙に大人しいのでご病気かと思いましたが、変わりはないようで安心しました。』
『…ったく。あなたって人は…。』
谷ケ崎の屋敷に住み込みで紅貴に仕える六つ年上の執事、源漆。
『仕事じゃなくても、オレの傍にいてくれよ。』
いつも誰よりそばにいるけれど、友達じゃない。
『…紅貴、何か悩み事があるんですか??』
一つ屋根の下に住んでいるけれど、家族じゃない。
『…お前、この先も信じろって言うんなら、もうオレに隠し事なんてないよな??』
本当は、主従でさえないのかもしれない。
『…けどさ、やっぱりずっとお前が好きだよ。』
『…私はあなたが好きなんですよ…っ』
傷つけられた過去のある御曹司とミステリアスな執事。
禁断の思いの行く末は…??
Uに反逆
二人なら、きっとどこまでも行けると信じていた。
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