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桜木…逃亡
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俺は、神宮寺を偉そうに褒めた。
しかし、神宮寺はもう用は済んだという風に
すぐに自分の席に戻って昼飯を食べ始めた。
春(なに?アイツ…犬のくせにあの態度かよ)
春は、神宮寺の態度が気に入らなかったのか
アイツの所に向かった。
おいおい…学校で手を出すなよ?
後が面倒だろうが。
春(おい!クソ犬…ちょっと立てや!)
神宮寺の奴、律儀にちゃんと立ってやがるし…
どうする止めるか?
俺が神宮寺の胸ぐらを掴み上げている春を止めよ
うとした時、悲鳴が上がった。
春(ヒィッ!な…なんでお前が……)
ん?何に怯えてるんだ?
春(すみませんでした!)
春は、突如その場から走り去って逃げて行った。
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