―私の事は『先生』と呼ぶように。いいね。

仁科 智は教師になりたかったが夢は破れ、一会社員に。つまらない日々を過ごしていた仁科がある日出会った青年は、かつて仁科が執着していた「彼」に似ていた。日に日に溜まっていく醜い欲望。自分は教師だと信じて疑わない仁科の妄執が、ついに青年・孝司に牙をむく。


※途中、性描写等を含みます。



《登場人物》

仁科 智(ﾆｼﾅ ｻﾄｼ)
→『先生』と呼ばれる事に執着する。眼鏡を掛けた、背の高い痩せ型の男。眼光は常に危うい光を放つ。27歳。


長瀬 孝司(ﾅｶﾞｾ ｺｳｼﾞ)
→仁科に目をつけられ監禁される。明るい茶髪の今時の大学生。どこか無気力な容姿。身長はやや低め。21歳。


長瀬 啓一(ﾅｶﾞｾ ｹｲｲﾁ)
→孝司の兄。仁科の大学時代の同級生。精悍な顔つき。スラリとした長身に程良く筋肉がついている。27歳。


片山 亮介(ｶﾀﾔﾏ ﾘｮｳｽｹ)
→仁科の元・上司であり共犯者。孝司の良き理解者。日に焼けた大柄な男。髪を後ろに撫でつけている。32歳。



引き続き、関連イラスト募集しておりますm(_ _)m